学資保険と養老保険、加入するならどちらの方がメリット多い?抑えておきたい9つのこと

皆さん貯蓄は得意ですか?

私は苦手です。

ローンを抱えているわけでもすごく無駄遣いをしているわけではないはずなのに、スッカラカーン。

お財布は不思議といつも寂しい顔をしています。

それでも何とか生きていけているから大丈夫と呑気に構えていたのですが、結婚し子供が欲しいと思いが強くなるにつれ、『今の貯蓄城代で子供を育てられるの?』と不安も大きくなっていきました。

そして『子供には不自由な思いをさせたくない』と思い本気で貯金を決意。

調べてみると、自己貯金で貯める以外にも保険で貯蓄と保障を兼ね備えられる方法もあるではないですか!

丁度何の保険にも入っていない私にとってはまさに願ったり叶ったりのお話です。

その中でも特に貯蓄性と保障性が優れている生命保険は”学資保険”と”養老保険”ということがわかりました。

今回はそんな教育資金を貯蓄するのに向いている”学資保険”と”養老保険”という2つの保険商品を紹介します。

学資保険と養老保険の特徴はとてもよく似ていますが独自の強みもありますので、そのあたりを中心に解説していきましょう。

私のように貯蓄が苦手だけど、子供の将来のためにお金を貯蓄をしたい!という方、必見です!

学資保険と養老保険は近い

今回紹介する2つの保険は似た者同士の商品です。

どちらも「保証性」と「貯蓄性」を併せ持つ保険。

上の図のように、生命保険の中でも種類によって枝分かれするのですが、この図からも学資保険と養老保険は同じ部類属しているのがわかります。

そしてどちらも死亡保障があり、将来確実にお金が受け取れるというメリットがあります。

とはいえ学資保険と養老保険は違う保険商品。

どうやらそれぞれお互いにはない魅力を持っているようです。

早速学資保険と養老保険にはどういった特徴があるのかを解き明かしていきましょう!

学資保険の特徴

私たちの親世代から「教育資金の貯蓄といえば学資保険!」といわれるほど、知名度も人気もある学資保険。

その仕組みから一部では”こども保険”と紹介されることも多いですね。

子供の成長タイミングによってまとまった学資金を確実に受け取れるので、日々将来のお金の心配をしながら生活しなくて済みます。

そんな学資保険には以下の3つの特徴があります。

保険料払込免除制度がある

先にも触れたように、学資保険は「こども保険」と別名が付くほど、こどもの将来を考えて作られている保険。

そのため子供の保護者になる人に万が一があった場合でも、子供が困らないような仕組みになっています。

学資保険ではもし契約者(主に親)が重篤な怪我や病気、もしくは亡くなってしまった場合は、残りの保険料の支払いは免除されます。

それだけではなく、契約はその後も継続され、満期時には契約時に決めた満期保険金額を受け取ることができるのです。

保険契約者が亡くなる等で保険料の支払いが困難になると保険契約が打ち切りになってしまう保険がある中、この保障は嬉しいですね。

また学資保険は生命保険の一種ですので、契約者死亡時には学資金とは別に死亡保険が支払われます。

親に万が一があった場合でも、残された家族のその時と子供の未来を同時に守れるのは、学資保険最大の強みではないでしょうか。

お祝金受取りプランもある

教育資金の中で一番お金がかかるのは、何といっても大学入学~大学卒業までです。

そのため多くの人は大学資金調達を目標にして貯蓄していきます。

しかし、子供には大学へ進学する前に小学校・中学校・高校と、いくつもの門出がありますね。

親は公立学校を想定していても、ひょっとしたら将来私立学校に進学するかもしれません。

ご存知のとおり公立と私立では金額に雲泥の差がありますので、私立学校へ進むことになれば想定外の教育費用に悩まされることも。

そんなときでも慌てないように、大学入学時を保険満期時にしても、小学校・中学校・高校の節目に合わせて”お祝金”という形で学資金を受けとれるプランがあります。

参考:ニッセイ学資保険のパンフレット

ニッセイ学資保険について詳しく知りたい方は、こちらも参考にしてください。

参考記事⇒【ニッセイ学資保険】の2プランと4つの特徴を解説。年齢別シミュレーションで保険料と返戻率をチェックしよう!

50万円未満なら非課税

学資保険では満期保険金と対し払込んだ保険料総額の差(得した分)が50万円未満だと非課税になります。

預貯金等で貯めると利息で得した分の20%は所得税として差し引かれてしまうので、学資保険の方が有利ですね。

また学資保険は生命保険の1種ですから、生命保険料控除対象。

毎年秋ごろに行う年末調整で申告すれば、所得税や住民税を低くできます。

また保育園を検討している家庭では、保育園の保育料は住民税の金額によって決まりますので、少しでも住民税を低くできる方が保育園数年間の保育料を安く抑えられます。

お金をしっかり貯めながら節税対策もできるなんて、一石二鳥な保険です♪

養老保険の特徴

学資保険に続いて、養老保険の特徴を紹介しましょう。

もともとは遺族へのお葬式代や老後の資金づくりに活用される養老保険。

そのため最大の特徴は、被保険者が満期時に生存していた場合に死亡保険金と同額の満期保険金が支払われる点ですが、これは学資保険にも共通していることですね。

それでは学資保険には持っていない、養老保険の魅力とは一体何でしょうか?

養老保険の特徴は次の4つです。

満期保険金が高い

満期保険金は、契約者が保険満期まで生存していたら受け取れるお金です。

この金額は死亡保険と同額なので、もし死亡保険を1,000万円に設定した場合は、1,000万円もの高額な満期保険金を受け取ることができるのです。

なんだか急に億万長者になった気分ですね。

1,000万円もあれば子供の大学資金にも十分充てることができるでしょう。

保険金額幅は100万円~億単位まであるので、幅広い選択肢の中から貯めたい分の金額を自由に設定することができる点も魅力的。

解約返戻金額が高い

もし保険契約期間中に保険を解約したい場合には解約返戻金が保険会社から支払われます。

実は養老保険の解約返戻金は定期保険や終身保険よりもかなり高額。

具体的にどのくらいの金額かを見てみましょう。

多くの保険では解約返戻金がほとんどないに等しく保険期間中の解約は損をするといわれている中、養老保険このような推移は万が一保険を続けられなくなっても安心ですね。

また、高額な解約返戻金である分、これだけでも子供の教育資金に充ててあげられそうですし、余ったら老後の資金にするなど使い道は多様にありそうです。

貯めたい金額と期間を自由に決められる

養老保険の良いところは、金額設定が自由なだけでなく保険期間も自由に決められる点。

保険期間は10年、20年と年で満了を決めるか、60歳や65歳のように年齢で満了を決めるタイプがあります。

今まだ子供がいなくても早い段階から貯蓄を始めれば、子供が一番お金がかかる時期に丁度満期保険金を受け取れるようになります。

充実した保険料支払い対策

日々生活をしていれば急な出費が出てくることもありますね。

また子育て中は想定していたよりもお金がかかるものです。

すると保険契約時には問題ないと思っていた保険料がいつしか負担になり、このままでは保険料が払えずピンチ!となることも。

でも大丈夫です。

養老保険でも保険を長く継続できるよう、保険料が支払えなくなった時の対策が充実しています。

生命保険全体では払込猶予期間や自動振り返貸付制度などもありますが、ここで挙げる主な対策は次の3つです。

・払済保険

払済保険とは、保険の種類や保険期間を変えることなく、保険料の払い込みを中止し、代わりに解約返戻金をそれ以降の保険期間分の保険料に充当することで保障を継続する方法です。

上図のように、解約返戻金を残りの保険期間分の保険料に充てた以降は保険料の支払いは必要なくなる上、満期までの死亡保障と満期保険金の受け取りは保障されます。

ただし以前よりも満期で受け取れる保険金は少なくなりますので気を付けましょう。

・延長保険

延長保険は払済保険とよく似ています。

払済保険では死亡保障と満期保険金の保障を残したまま、解約返戻金を払えなくなった保険料に充てて保険を継続させる方法でしたね。

解約返戻金を残りの保険料に充てるのは延長保険も同じですが、延長保険では死亡保障”のみ”を継続させます。

満期保険金の要素をまるまる取り除くのですから、養老保険から定期保険に乗り換えるようなものでしょうか。

また、延長保険にすると保険期間も短縮に。

今回のように保障に加え貯蓄も目的にしている場合はあまりオススメできない方法ですが、子供が大学へ進学しないことになったが、残された家族のため死亡保障は取っておきたいという方にはよい選択肢の1つと考えられます。

・中途減額

払済保険と延長保険も難しい場合は、中途減額という方法ができます。

これは保険料を減額することによって、払込む保険料の負担を軽減しようとするもの。

単純に保険料の変更ということですし、一番シンプルな方法です。

当然上2つの方法とは異なり保険料の払込は継続になり、保険料を減額した分解約返戻金や満期保険金の金額は少なくなりますが、保証期間や保障は変わらず約束されます。

予定より保険金額がやや少なくなっても確実に満期保険金を受け取れることを考えれば最も合理的な方法ではないでしょうか。

これだけあれば、万が一保険料が払えないピンチを迎えても頭を抱えなくて済みそうですね。

学資保険と養老保険はどちらが良い?

学資保険も養老保険も、それぞれ利用者を配慮した良さがあり魅力的な保険です。

そして肝心な教育資金の貯蓄という面ではどちらが良いのでしょうか?

結論を先に述べると、どちらがより優れているとは一概には言えません。

拍子抜けしてしまった方もいるかもしれませんが、保険も相性ですのでより自分や生活スタイルに合っているか?で決めるのが一番です。

さてここまでは人間でいう保険の性格のようなものをお話ししてきました。

今度はより自分に合う保険かを見極めやすくするため、保険の契約者の好み(どういった人が契約対象か?等)を知りましょう。

保険料はどれくらい?

正直なところ、学資保険や養老保険の保険料は、定期保険や終身保険よりも高額です。

それだけ保障も貯蓄性もしっかりしているということなのですが、それでは一体どのくらいの金額なのでしょうか?

以下は実際にある保険会社の商品を抜粋して表にしたもの。

同じ条件での学資保険・養老保険の保険料です。

定期保険の保険料は参考までに掲載しましたが、こうしてみると学資保険と養老保険の保険料が定期保険よりもはるかに高額ですね。

それほど貯蓄性の要素が強いともいえるでしょう。

また学資保険と養老保険はおおよそ同じくらいの金額のようです。

ただし保険料と併せて注目してほしいのが”保険料の払込期間”と”保険期間”。

学資保険の方が養老保険よりも2年早いですね。

ということは、月々の保険料は同じように見えても、保険料総額は2年分差があるということです。

例えば30歳男性が上表の条件で学資保険か養老保険に加入すると、学資保険ではこんなにも差がでるのです。

総額58万円差はかなり大きな差額です。

しかもよく見ると養老保険の保険料総額は保険金額を上回ってしまっていますね。

1999年頃の養老保険の利回りは国債や定期貯金のそれと比べてみてもダントツに良かったのですが、実は現在の養老保険は低金利の影響で利回りがあまり良くありません。

そのため残念ながら元本割れをしてしまう商品が多くなってしまっています。

保険金額を上回った分は保険本来の考えである”万が一の保障を買った(掛け捨て分)”と割り切れれば良いのですが、とはいえ大きな金額ですよね。

できることなら学資保険のように、保険料は受け取る金額よりも少なくしたい(=得したい!)と思うでしょう。

そういったときには外貨建ての養老保険が人気です。

保険料の払込や保険金を一旦米ドル建て等でやりとりすることで日本より高い利回りが期待できます。

学資保険と外貨建ての養老保険を両方販売しているソニー生命の利回りを比較してみても、外貨建ての利回りの方が圧倒的に良いです。

ソニー生命では、学資保険でも他社より返戻率が十分高いのですが、さらに外貨建ての利回りもよい外貨建て養老保険を利用しての教育資金貯蓄も勧めています。

ただし上のような外貨建ての保険商品は為替の影響を強く受けやすいことと、円⇒ドル、ドル⇒円の換金には手数料等がかかりますので留意しておきましょう。

ソニー生命の学資保険と外貨建て養老保険についてはこちらの記事もご参考になさってください。

参考記事⇒【ソニー生命学資保険】私に向いてるのは円建?米ドル建?『ソニー生命』教育資金貯蓄にお勧めの商品2つの特徴と詳細

保険加入年齢の範囲

保険に入るにはその人の年齢が必須になってきます。

特に学資保険は契約者の年齢だけでなく、こどもの年齢も加入条件に入ります。

学資保険は子供の成長に合わせて学資金の受け取り時期や保険料の設定をします。

そのため子供が生まれる前でも正確な年齢がわからないのでいけませんし、大きすぎても学資金を受け取る時期までに保険料が払いきれないことになるため、加入が難しくなるのです。

例えば先程も例に挙げたソニー生命の学資保険には3つのプランがありますが、それぞれのプランによって加入年齢が異なります。

加えて契約者の年齢にも加入範囲が定められていますね。

一見契約者の年齢範囲は広く感じますが、各プランの男女の最高年齢は子供が0歳の時に限られます。

このように、子供の年齢との組み合わせによって誰でもいつでも加入できるとは限らないのは学資保険特有でしょう。

一方養老保険は保険加入可能な年齢範囲がより広いため、年齢以外の条件をクリアできていれば誰でも加入できます。

また学資保険のように子供の年齢も関係ないので、子供が何歳でも、まだいなくても加入が可能。

とはいえあまりこどもの年齢が大きくなってからでは保険の意味が薄れてしまうので、貯蓄を開始する時期によっては養老保険を活用しての貯蓄が本当に必要か等を新調に考える必要があるでしょう。

学資保険と養老保険、どちらを選ぶかはあなた次第

これまで述べた学資保険と養老保険の重要項目を整理し、改めて比較してみます。

冒頭で学資保険と養老保険は近しい保険商品だと述べましたが、こうして比較してみると対照的なこともあることがわかりますね。

一番のポイントはやはりいつから貯蓄を始められるか?貯蓄を始めたいか?ということでしょうか。

全体的には学資保険の方が魅力的に感じますが、唯一のネックは子供がすでに存在してからでないと始められない点です。

子供は授かりものですのでいつ恵まれるかはわかりません。

学資保険での貯蓄を検討している場合はその分だけ遅れをとってしまうこともあります。

また、保険料は契約者の年齢が若いほど死亡率が低いため保険料が安くなります。

こういったことからも、『保険に入ろうかな?』と考え始めたときがタイミング。

1歳でも若いときに保険に加入する方がより保険の恩恵を受けられるでしょう。

もし子供がすでにいらっしゃる家庭では問題なく学資保険を始められますので、子供の年齢条件から加入できる学資保険を検討してみてください。

まとめ

いかがでしたか?

今回は学資保険と養老保険の特徴について解説し比較しました。

繰り返しになりますが、学資保険も養老保険も”保障性”と”貯蓄性”に優れた保険です。

最終的にどちらがいいか?の結論は、結局活用する”人”によります。

学資保険や養老保険の条件やご自身がおかれている状況に合ったものが一番ですので、生活スタイルや今後の目標を考えたときにベストな選択をしてくださいね。

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