【住友生命】子供のための保険「こどもすくすく保険」と「たのしみキャンバス」私にはどちらがオススメ?3つの共通点と違いから徹底比較

『どの学資保険にしようかな?』と探し始めたとき、数ある保険商品の中で住友生命の学資保険が気になった方。

しかし、「学資保険 住友生命」とインターネットで検索すると、『こどもすくすく保険』『たのしみキャンバス』と複数の名前が出てきて混乱した方も多いのではないでしょうか?

住友生命の商品の中で学資保険は『こどもすくすく保険』です。

しかしこどもすくすく保険もたのしみキャンバスも、子供の教育資金の貯蓄のための保険商品。

それではどちらの商品を選ぶと良いでしょうか?

先に結論を言うと、これらの保険商品はどちらも、こども保険の魅力でもある”貯蓄能力”において長けた商品とは言えません。

だからといって決して悪い商品という訳ではなく、商品ならではのメリットもあります。

各商品の特徴を踏まえつつ商品同士を比較し、それぞれのメリット・デメリット等を詳しく解説します。

保険も長く続けることを考えると車と同じくらい大きなお買い物。

本記事がこれから子供のための保険を選ぶうえでのポイントの1つとしてご参考なれば幸いです。

こどもすくすく保険の仕組み

こどもすくすく保険は、大学進学のための貯蓄をメインとしながら、中学・高校入学時に合わせてお祝い金も受け取れる保険です。

保険期間が、被保険者である子供が18歳までか22歳までの2パターンあり、契約する保険期間によって学資祝金の受け取り回数が異なります。

また学資祝金とは別に保険満期には満期祝金も受け取れるので、保険期間満期まで節目のたびにコンスタントにお金を受け取れるのが魅力の1つです。

たのしみキャンバスの仕組み

たのしみキャンバスは、大学進学のための資金準備をメインに貯蓄ができる保険です。

契約から払込満了の期間まで保険料をコツコツ積立て、子供が18歳を迎える頃から5年間にわたって学資金が受け取れる仕組み。

しかも第1回目の学資金の支給額は2回目以降の金額より倍額なので、大学資金の中で最もお金のかかる大学入学準備金に充当することができます。

諸基準表でこどもすくすく保険とたのしみキャンバスを比較してみよう

こどもすくすく保険とたのしみキャンバスについて、特徴などをまとめました。

こうして比べてみると様々な違い・共通点があることがお分かりですね。

こどもすくすく保険とたのしみキャンバスの違い

こどもすくすく保険とたのしみキャンバスの大きな違いは、ベースとなる保険商品の種類にあります。

まずこどもすくすく保険は、先述したように学資保険がベース。

仕組み・特徴ともにベーシックな学資保険で、他社の学資保険商品とあまり違いはありません。

ではたのしみキャンバスのベースは?というと…

たのしみキャンバスのベースは実は個人年金なんです!

”学資積立プラン”と名前についているので学資保険と勘違いしやすいですよね。

ところでそのことがどう影響してくのでしょう?

大きな違いは2つあります。

たのしみキャンバスの契約者は”親”じゃない?

保険商品の種類が学資保険か個人年金保険かで変わる大きな違いは、契約者・被保険者・受取人に位置づける人です。

まず学資保険では、契約者は主に親であり、被保険者は子供。

給付金等の受取人は契約者と同じで親です。

一方個人年金は、もとは自分の老後に備えるために、公的年金以外に入る自分のための保険。

よって契約者・被保険者・受取人はすべて同じ人物になります。

つまり保険料の支払いがたとえ親でも、たのしみキャンバスの契約者は子供であり、被保険者も受取人も子供です。

給付金等の表現が変わる

上記で分かるように、給付金等の言い回しが違います。

こどもすくすく保険では将来受け取れるお金を「学資金」、「祝い金」というのに対し、たのしみキャンバスでは「年金」です。

諸基準表から読み取る、2商品それぞれのオススメポイント

こどもすくすく保険とたのしみキャンバスの仕組みのベースが異なると分かったところで、ベースが違うからこその魅力的なポイント、商品そのものの特徴による、互いよりメリットとなる点を上の表をもとに考えてみましょう。

こどもすくすく保険のオススメポイント3つ

こどもすくすく保険における、学資保険だからこその魅力と、たのしみキャンバスよりもメリットである点は以下の3つです。

子供だけでなく親の保障がついている

こどもすくすく保険は、被保険者となる子供に死亡保障がついている上、契約者となった人に万が一のことがあっても保障をしてくれます。

契約者となる親が死亡してしまったり高度障害状態になってしまったときは、その後の保険料の支払いは免除。

もちろん保障は引き続き継続され、給付金も受け取れます。

それは子供の養い手となる契約者に万が一のことがあっても、子供の生活や将来が困窮しないようにするため。

個人年金がベースとなっているたのしみキャンバスには子供の死亡給付金のみで、親への保障はありません。

これは学資保険の特徴であり最大の魅力ともいえますね。

子供が産まれる前から保険に加入できる

保険は本来、本人あって入るもの。

そのためたのしみキャンバスでも、契約者である子供が産まれてからではないと保険の契約はできません。

しかしこどもすくすく保険を含む学資保険では契約者と被保険者が別であり、近日に子供が産まれる予定さえ分かれば、子供の出生前でも保険の契約が可能です。

子供が産まれると教育費はもちろん生活費でも何かとお金がかかります。

そしてその負担は子供が成長するほど増していくもの。

数カ月でも先に貯蓄を始められればその分早く保険料が払い込み終えられ、後々の負担が軽くなる利点があります。

また子供が産まれてからは子供の世話が忙しくて保険の検討どころではありません。

子供の世話に慣れてきてから…なんて悠長に考えているとどんどん準備は遅れ、保険料が高くなる可能性も。

現在ママが妊娠中でしたら、このメリットを活かして時間に比較的余裕のある妊娠中に加入した方が賢明です。

特約が充実している

こどもすくすく保険は学資保険商品の中でも特約が非常に充実しています。

これはこどもすくすく保険ならではの特権ともいえ、事実こどもすくすく保険を契約している先輩パパ・ママの中には、このメリットが保険に加入する決め手になった人も多いよう。

最近は各地方自治体でも子供の医療費助成に力を入れていて以前ほどパパ・ママの医療費負担は軽減してきました。

しかしこの保障範囲は住んでいる地方自治体によってまちまちで、外来通院の医療費はフォローしてくれても入院費がカバーができなかったり、助成に年齢制限があったりと全てではありません。

かといって別途子供の医療保険に加入すると保険料の負担が大きくなってしまいます。

保険で貯蓄と万が一の保障がついている上、プラスαの保険料で医療保障も付加できれば鬼に金棒!

たのしみキャンバスにもこうした特約はないので、子供の医療保障も手厚くしておきたい方は、こどもすくすく保険の方がメリットがあります。

たのしみキャンバスのオススメポイント3つ

こどもすくすく保険は魅力的な保険商品ですが、たのしみキャンバスにも加入すると得られるメリットが3つあります。

親が何歳でも保険料が変わらない

保険を決めるにあたり保険料がいくらか?は肝心ですね。

保険は基本的に、死亡率の関係から契約者の年齢が上がるにつれて保険料が高くなっていきます。

よってこどもすくすく保険も契約するパパ・ママの年齢によって保険料が全然違います。

(子供出生前に保険に加入しておいた方がいいのにはこの理由もあります。)

しかしたのしみキャンバスの契約者は子供なので、子供の年齢は関係あっても親の年齢は関係ありません。

従って親が20歳でも40歳でも保険料は変わらないのです!

最近は高齢出産も珍しくなく、子供が産まれいざ保険に入ろうとしたら保険料が高くて負担が大きすぎてしまうことも。

同じ保障内容なのに、年齢が違うだけで負担が大きく変わるなんてちょっと損した気分…

たのしみキャンバスならばそんな心配がありませんので、子供が出生後まもなく、且つ保険料を払い込む方の年齢が高めであればたのしみキャンバスはオススメ。

もちろん契約者の誕生日前に急かして保険に入るという焦りも必要ナシなので、ゆっくり検討もできます。

健康状態の告知なし!

たのしみキャンバスでは、多くの保険商品で加入条件となる健康状態の告知が必要ありません!

保険料を支払う人が親でも、あくまで契約者は子供。

また普通の生命保険と違って、親に何があっても保険金を支払う義務(負担)が保険会社にはありません。

従って保険料の支払能力があれば、親に身体的障害があっても持病を持っていても、はたまたヘビースモーカーでも関係ないという考えです。

ちなみにこどもすくすく保険では契約者となる人の健康状態の告知は義務付けられています。

保険料割引がある

たのしみキャンバスには「たのしみランク」という愛称の保険料割引制度があります。

もし加入する契約の月換算保険料が所定の金額を上回る場合、保険料割引制度が適用し保険料が通常より割引に。

月々の支払額や、年2回払い・年1回払いなどのまとまった払込方法で保険料を支払う時の月換算の金額が15,000円以上であれば0.5%、30,000円以上であれば1.0%割引になります。

残念ながらこどもすくすく保険には割引制度はありません。

なお学資保険では、富国生命の「みらいのつばさ」で兄弟割引、明治安田生命の「つみたて学資」が高額割引制度を設けています。

参考記事

伝統ある保険会社”富国生命”の学資保険『みらいのつばさ』を保険料シミュレーション付きで詳細に解説!

高額割引もあるって本当?販売わずか3年で人気商品にのぼりつめた『つみたて学資』のプラン・特徴について徹底解説

諸基準表から読み取る、こどもすくすくとたのしみキャンバス保険の共通点3つ

こどもすくすく保険とたのしみキャンバスにはそれぞれの利点がありましたね。

保険商品のベースに違いはあれど、どちらも「将来の教育資金の貯蓄をするため、”子供のため”を思い考えられた保険」という根本的なことは同じ。

そして同じ保険会社から発売されている保険商品ですので、2つの保険商品は共通点が3つあります。

配当金がある

こどもすくすく保険とたのしみキャンバスは、どちらも5年ごと利差配当金付きの保険です。

よって住友生命の運営率が良ければ、6年目以降5年ごとに配当金が上乗せしていきます♪

<こどもすくすく保険による、配当金増加例>

<たのしみキャンバスによる、配当金増加例>

保険料払込期間中は所得税・住民税が安くなる!

上の比較表には載せていませんでしたが、保険料を支払っている期間中は、生命保険料控除が適用され、所得税や住民税が安くなるという控除を受けることができます。

たのしみキャンバスは個人年金保険ですが、所得税法上の条件を満たさないので、個人年金保険料控除ではなく一般生命保険料控除の対象。

年末調整や確定申告の申告は多少面倒ですが、しっかり手続きをすることで自分にとってメリットとなることが多いので、面倒くさがらずにしっかり申告しましょうね。

控除と手続きについてはこちらも参考にしてください。

参考記事⇒学資保険は控除対象で税金が安くなる!住民税・所得税併せて最大6.8万円節税できる仕組みと3つの手続き方法

返戻率が低め・・・

残念ながら、現在こどもすくすく保険とたのしみキャンバスの返戻率は低いです。

それぞれの保険料と返戻率をシミュレーションしてみましょう。

<こどもすくすく保険の保険料と返戻率例>

こどもすくすく保険を以下の条件で契約するとき、保険料と返戻率は次のようになります。

♢契約条件

  • 契約者:30歳男性
  • 被保険者年齢:0歳
  • 保険期間:被保険者が18歳まで
  • 基本保険金額:300万円(祝金受取総額360万円)
  • 保険料払込方法:月払い・口座振替扱い

♢保険料と返戻率

<たのしみキャンバスの保険料と返戻率例>

こどもすくすく保険とほぼ同条件で保険料と返戻率を求めると次のようになります。

♢契約条件

  • 契約者・被保険者年齢:0歳男子
  • 基本年金額:300万円(祝金受取総額360万円)
  • 保険料払込方法:月払い・口座振替扱い

♢保険料と返戻率

かろうじて100%以上ではあるものの決して高い数値とは言えません。

これはマイナス金利である今のご時世とはいえ、他のこども保険と比べても低い方です。

特にこどもすくすく保険に関しては特約をつけると保険料が上がり、場合によっては100%を切ってしまう(=元本割れ)可能性も。

保障と貯蓄性を兼ね備えられるのがこども保険のメリットですが、正直こどもすくすく保険とたのしみキャンバスの貯蓄性に期待は見込めないと考えます。

まとめ

本記事では住友生命のこどものための保険商品「こどもすくすく保険」と「たのしみキャンバス」について解説しました。

やはり返戻率を考えると、現状利率でお金を大きく増やすことは難しいので、そうした貯蓄性の期待度においてどちらもオススメ度は下がります。

しかし貯蓄をしながら万が一の保障にも備えられるなら、同じ金額を預金で貯めるよりずっとメリットはあるという見方もできるでしょう。

なににせよ各家庭で重視するものは異なりますし、ライフスタイルによって保険との相性は千差万別。

何を重視するか?貯蓄において譲れないポイントなどじっくり吟味し、ぜひご自身にとってベストな貯蓄方法や商品を探してみてくださいね。

結びにこどもすくすく保険とたのしみキャンバスのそれぞれをより詳細に解説した記事をリンクします。

それぞれの商品についてもっと詳しく知りたい方はこちらもご参考になさってみてください。

住友生命の学資保険「こどもすくすく保険」をお勧めできる5つの特徴と2つの留意点

住友生命の「たのしみ未来」と「たのしみキャンバス」はオススメ?個人年金の仕組みを活用した商品の5つのメリットとは?

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