2018年赤ちゃんの名前ランキング:男の子・女の子別ベスト50の意味や由来

『名前は、親から子へ最初に贈るプレゼント』、そうよく言われます。

プレゼント選びって相手の喜ぶ顔を想像してワクワクしたり楽しい反面、相手を想うからこそ考え過ぎちゃうこともありますよね。

それが子供にとって一生ものと思えば、きっと皆さんも今色んな名前を浮かべてはお悩みになっていることでしょう。

実は筆者も只今絶賛妊娠中の身。

皆さんと同じように、『どんな名前が合うかな?』『どんな人になってほしいかな?』と、毎日お腹の中の子供のことをイメージしながら考えています。

ただやはり、理想や名前の選択肢が多すぎて全くまとまりません…。

そんな困った時には名前のランキングを見てみるのが一番!

名前にはファッションと同じで流行があり、時には時代を反映させることもあります。

名前のランキングを見てみることで今のトレンドがわかりますし、自分たちと年齢の近い先輩ママ・パパの、名前へ込める想いの傾向なども知ることができるでしょう。

ということで、2018年に人気のあった男女の名前ランキング上位50位までをご紹介します!

それだけではなく、そのランキングをもとに、男女各50位全ての名前について、名前に用いられている字の由来や意味、名前に込められていそうなパパ・ママの想いや願いを一つ一つ解説しました。

漢字の意味や読み方の音の響きの印象など、きっと新発見もたくさんあるでしょう!

ひょっとしたら名前の印象も変わるかもしれませんね。

きっとインスピレーションも浮かんできたり、良いヒントになるはずです♪

さらにアンケートで集めた、実際に子供に名前を付けた子供に先輩パパ・ママの声をまとめました。

候補にしている名前が入っていたらこちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

想い、意味、形、響き…

名づけをするにあたって大切にするのは人それぞれ。

・名前はなんとなくイメージしていて、今っぽい名前にしたい人

・逆に流行りに乗っかりたくない人

・名前がさっぱり思いつかないのでイメージを膨らませたい人

このような方々のご参考になれば幸いです。

もくじ

名前の決定はお七夜を目安にしよう!

赤ちゃんの出生届は、誕生した日を1日目とし、生後14日以内に提出することが戸籍法で定められています。

よって最低でも出生13日までには決めておかなければなりません。

(提出が遅れると罰金になってしまうことも!)

赤ちゃんが誕生すると、赤ちゃんの成長を祈り様々なお祝い事が催されます。

その最初の一つが「お七夜(おしちや)」です。

お七夜は生後7日目に、赤ちゃんの誕生と健やかな成長を願って行うもの。

丁度退院時期と重なるため、退院祝いも兼ねて双方の親を招き食事をするスタイルが多いです。

その時に新しく生まれてきた赤ちゃんはもちろん、名前のお披露目も一緒にできたらいいですよね。

出生届期限の1週間前でもありますし余裕ができます。

よって名前はお七夜までに決めておくと良いでしょう。

2018男の子の名前ベスト50、第一位は”蓮”くんに決定!

冒頭でも述べたように、ランキングはその時代のトレンドや時代背景を映したりします。

また同世代の考えを知ることにもつながります。

名前に込めたい想いが溢れてまとまらない人、名前が全く浮かばない人、流行に敏感な方は特にご参考になるかもしれません。

それでは早速2018年で男の子に付けられた名前のベスト50を見てみましょう!

2018男の子名前ベスト50は以下の通りです。

2018年の名前ランキングでは”蓮”が一位でした!

それにしても圧倒的な件数ですね。

2位の”大翔”とは約30件も差をつけています。

とはいえ”大翔”でも260件超ですから決して少ない数字ではないでしょう。

その他ベスト10に入った名前の件数もとても多いです。

最近は新しい名前もたくさん出てきていて、自由度も高くなっています。

その分やれキラキラネームだ、DQNネームだと批判されるのも事実。

せっかく名付けた名前で他人からあれこれ言われるなんて嫌!

ランキングの名前をヒントに考えれば、まず世間からの批判は少なくなるでしょう。

そういった意味でも年の近いランキングは参考になります。

人気の漢字は読み方が豊富!

ベスト50を上からランキングを追っていくと、「あれ?さっきも見たような…?」と思う名前がありませんか?

筆者は小児科のクリニックに勤務していた経験があるのですが、患児の個人情報を新規登録をするたびに、『〇〇くんて、違う漢字でもいるな』、『この漢字、違う読み方で最近みかけたぞ!?』と思うことがよくありました。

登録患児名で統計を取ってみたくなったほど。

どうやら名前のランキングもこれがかなり影響しているようです。

それでは今2018年ではどんな漢字や読み方が人気だったのでしょうか?

男の子では”はると”や”翔”が大人気!

人気度を調べるために、上記で挙げた50位までの名前で漢字と読み方が2つ以上のものはバラバラにして統計を取ってみました。

それで分かった、男の子の流行の読み方と使われている漢字の登場回数はこちら!

(ベスト3には色を付けました)

  

読み方は”はると”・”そうた”が、漢字では”翔”や”陽”が人気のようですね。

小児科で勤務していたときも、やはりランキングに出てきたような”翔”や”陽”を使った名前は多かったように記憶しています。

50位以内にはランクインしませんでしたが、男の子が複数いる場合は止め字を”平”でそろえている兄弟も。

”〇蔵”という古風な名前の兄弟も意外に少なくありませんでした。

流行は巡るのかもしれません。

読み仮名ではやはり”〇〇と”や”〇〇た”は非常に多くいて、「あれ?さっきも名前呼んだ気がするな?」と錯覚するほど。

このような止め字は昔も今も人気があるようです。

名前の読み方は人の印象を変える?!

貴方は初対面の人から名前を聞いたとき、『〇〇っぽいな』と名前からその人のイメージを連想したりしませんか?

そして『名前とピッタリ!』、『なんかイメージと違う』なんて判断したり。

イメージを付けられる側にとってはまったく勝手な話ですが、実はこういった行為はごく自然なことなんです。

それもそのはず、ことばの音はイメージを持っているから!

名前はその人が一生呼び、呼ばれ続けていくものですね。

こうした言葉を発音する・見聞きするという行為は発音体感といい、この発音体感が小脳経由で潜在意識に届き、ことばのイメージ、いわば「暗黙の期待感」を自ら作り出しています。

このために名前を見聞きした時、その人のイメージを持つのは不思議ではないのです。

そして自分自身も、人生の中で何度も名前を呼び、呼ばれ続けられることで名前のイメージを自ら再認識し、名前の印象に寄っていきます。

その方が相手の暗黙の期待に応え、自他ともにストレスを生じず人間関係を築けるため。

このように音の力は強く、名前の音はその人の生き方や印象の決め手にもなるんです!

名前のイメージは次の2つで決まります。

  • 発音のしかた
  • 先頭字と止め字

それではそれぞれについて詳しく見ていきましょう。

1.ことばの発音

50音には母音と子音がありますね。

下の図を見て下さい。

このように母音と子音は口腔の開き方、唇、喉の使い方、息の量でつくられています。

そうして作られた母音と子音の組み合わせによって、イメージが出来上がります。

まず子音が持つ効果は、言葉に質感を与えること。

例えばS音は口腔内を息が通り、さわやかさを生み出します。

K音は喉の筋肉を硬くし強い息で破裂させて発する音なので、ドライでスピード感のある印象に。

赤ちゃんがお母さんのおっぱいをくわえる口腔形のように、息を含んで鼻を鳴らすとできるM音を聞くと、まったりと甘く、包容力のある印象になります。

このように子音1つとっても印象が随分変わるのです。

そこへ母音の印象を加えると、同じ子音でもさらに個性を出すことができます。

母音は意識を生み出す音。

”ア”は、口腔を高く上げて出す開放感のある母音です。

このため開放感があり、広々としたイメージになります。

対して”イ”は口腔を小さくし、舌の付け根から中央を上手に使って発する母音のため、コンパクトさや一途さを感じさせる音に。

同じS行なのに、”さ”・”し”では意識的に発すると印象がちょっと違うように感じませんか?

このように、同じ子音でも母音を変えるだけでさらに印象を変えることができます。

2.先頭字と止め字

母音と子音にはそれぞれ音のイメージに役割や効果があることがわかりました。

名前においてそのイメージを最大限に出すのが、”文字の順序”です。

例えば”ミク”と”クミ”では、同じ読みを使っているのに並びが異なるだけで名前が違った印象になります。

このように、先頭字と止め字に何を使うか?によって、名前全体の印象が変わるのです。

一番印象を強く残すのはやはり先頭字。

第一声目で発音の体勢を長くとるので必然的に印象が強くなります。

一方止め字は最後の口の動きが余韻として脳にインプットされ、先頭字に続いて印象を残します。

例えば「れい」と「れん」って、似ているけれど少し印象が違ませんか?

これは語尾母音といって、止め字の音の母音が生み出す力。

この語尾母音が働くことによって、同じ先頭字という入り口から入っても、別の印象の出口にたどり着くこともあります。

下記に語尾母音の与える印象をまとめていますので併せてご参考にしてください。

ちなみに”まなみ”など3文字以上の名前の場合では、先頭字・止め字の他に中字が存在します。

”まなみ”では”り”がそうですね。

先頭字や止め字と比べるとやや印象には残りにくいですが、実は無視もできない存在。

親密感のある”まなみ”を”まゆみ”に変えると、実直さを感じさせる名前に。

このように中字は脇役ながら実は陰の実力者だったりします。

現代の男の子には爽やかさと明るさが大切!?ランキング1~50位までの男の子の名前の意味と由来・こめられる願い

上記で挙げたランキングの1位から50位までの名前について一つずつ見ていくことにしましょう。

主に次の3点を中心に述べていくことにします。

まず1点目は漢字意味や由来です。

現在名前で用いることのできる漢字は2998字。

私たちが生まれたころに比べ、ずっと選択肢も増えました。

その分名づけにおいて漢字の意味や由来はとても重要ですので、候補に挙げている漢字があればしっかりと把握しておきましょう。

漢字の意味を知ることで、ひょっとしたら見方が変わったり、新たな発見に繋がるかもしれません♪

2点目は、音の持つイメージです。

先程、名前のイメージには読み方の音も影響すると述べましたね。

同じ漢字を使っていても読み方が異なると名前のイメージががらりと変わったりします。

できる限り音の持つイメージも記述しましたので、漢字の意味からだけでなく、音の響きからも名前をイメージしてみてください。

そして3点目は、読み方や漢字の意味から考えられる名前にこめられた願いです。

名前の印象は人それぞれ異なりますが、漢字の意味や由来、読み方のイメージによって、筆者なりに名前に込められそうな願いを述べます。

ぜひご参考にしていただき、『自分だったらどんな願いを込めるかな?』と一緒に考えてみてくださいね。

1位:蓮(れん)

実は”蓮”は、2010年にも1位をとっており、それからもずっとトップ5に入り続けている大人気の名前です。

水草のはすの実のことを言い、「蓮根」や「蓮の花」など植物の”はす”を指します。

極楽浄土に咲く花でもあるため、美しいたとえにもなることから美少年を願って付けられることが多いのだとか。

”蓮”は「れん」という音で1字名が人気。

「れん」の音は格調高く、理知的でパワフルなイメージをさせるとされています。

イケメンで理知的でパワフル…まさに男性版才色兼備!?

将来が楽しみです。

2位:大翔(ひろと、やまと)

冒頭のランキングベスト50内で登場回数1位を獲った”翔”が使われている名前ですね。

まず”大”は、手足を広げて立つ姿を正面から見た形が漢字の由来となっています。

豊かさや、ふつうのもの・比べる相手よりも程度が高いという意味で用いられ、おおよそという意味を表すことも。

一方”翔”は、鳥が羽を広げてゆっくりと空中を移動することを表します。

「と」は”翔”の「とぶ」という訓読み。

”とぶ”には他にも”飛ぶ”や”跳ぶ”などがありますが、”翔”は特に翼を広げて自由にというイメージを込めて使われることが特徴です。

どちらの漢字も雄大な印象で、この2つの漢字が組み合わさると、さらにスケールが大きく自由でのびのびした子供に育っていきそうですね。

3位:湊(そう、みなと)

2017年で1位だった”湊”。

2018年こそ3位だったものの、それまでも何度か1位を獲得しています。

過去のランキングを見るとどうやら2012年から人気が急上昇しているようなので、マンガやアニメの登場人物名に使われたなど、何かしらの時代背景が影響しているかもしれません。

”湊”は水上の集まるところを表し、にぎやかなイメージを持つ漢字です。

そのため「社交的な人になるように」と願いが込められています。

読み方は”そう”・”みなと”が一般的。

以前には”いちか”もあったようですが最近は上2つが主流なようですね。

”そう”の音だとのびやかでパワーを秘めた印象に、”みな”は親密感のある音になります。

名前ランキング2位の”大翔”もそうですが、止め字に”と”がつく名前は、人にしっかりした印象を与えます。

”みな”と合わされば、きっと兄貴肌な子に育つのではないでしょうか。

4位:悠真(ゆうま)

男の子にも女の子にもよく見かける漢字の”悠”は中性的なイメージがあります。

しかし”悠真”と”真”がつくことで、ぐっと男の子寄りの名前になり、今回4位にランクインしました。

”悠然”・”悠々自適”のように、みそぎによって落ち着いている心を表すのが代表的な意味。

ただし”悠久”や”悠長”といった熟語があるように、本来は時間や距離がとても長いことを表します。

単純に長いのではなく、とても長いというところがこの漢字のポイント。

名前で”はるか”や”ひさし”などと読まれるのもこれが由来です。

また”真”には、偽りなく正しいという意味はもちろん、混ざりけがない、ありのまま、正確といった意味合いがあり、総称して「本当」という意味を表します。

この言葉からも、”真”を付けると誠実で飾り気のない印象を受けますね。

”真”はもとは”眞”と書くのが正式。

”真”より古風なイメージになりますが、名前に用いれば粋な印象にもなるでしょう。

”悠真”は”はるま”とも読めますが、今回”ゆうま”でランクインしていることから、”ゆう”という優しい印象を与える響きが人気のようです。

止め字が”ま”というところからも、全体的に優しく包容力を感じる名前でしょう。

5位:陽翔(はると、ひなと)

2018年名前ランキングベスト50の集計で、漢字登場回数の1位・2位の漢字と、1位に輝いた読み仮名が組み合わさっているという、現代の主力メンバーをこれでもか!というほど、ふんだんに盛り込んだゴールデンな名前。

ラーメンなら人気トッピング全部のせといったところでしょうか。

”陽”は「太陽」「日なた」のように、ぽかぽか暖かいイメージが思い浮かびますね。

ただし本来は盛り上がった土の「光が当たる部分」を表します。

また”陰”と対になる漢字でもあることから、「陽極」のように「プラス」を表すことも。

そのイメージから、積極的でイキイキと、活力のある印象を与える名前でしょう。

”陽”は本来訓読みで”ひ”とは読みますが、”はる”や”ひな”という訓読みはなく、「日なた」の意味や”陽”の持つイメージからの当て字です。

最近はこういった当て字を使うことが増えていますね。

しかし”はる”は朗らかで温かい音として人気ですし、”はる”ではなく敢えて”ひな”と読ませることで、よりパワフルさと愛らしさを感じさせることでしょう。

そして優雅な”翔”と組み合わせることにより、大きく羽ばたき、そのプラスのエネルギーを世の人々に広くもたらす子供に成長しそうです。

6位:樹(いつき、たつき)

”樹”は「樹木」のように地面に植わっている気を表します。

”樹”は訓読みでも”いつき”や”たつき”といった読み方は存在しません。

ただし、「木を植える」ことから転じて、「しっかり立てる」「たちぎ」、さらに「打ち立てる」という意味も表す場合もあります。

「樹立」という言葉がその例。

この表しから、”いつき”や”たつき”として読み方が誕生したと考えられます。

そしてこのように止め字に「き」を当てることで、自分をしっかりもち思いを貫いていく、独立独歩の冒険者のイメージに。

しっかりと大地に根を張り、自然の力にも負けず、自分の力でぐんぐん育っていく強さとたくましさを感じさせる名前でしょう。

蓮と同様に、1字名として最近人気の高い字です。

7位:大和(やまと)

”大和”は日本の古称・雅称であり、昔から親しまれている漢字ではないでしょうか。

また、神奈川県大和市など、土地の名前としても馴染みがある名前です。

”大”には「豊か」や「優れた」という意味があり、スケールの大きさやおおらかさを感じさせます。

そして”和”はもともと「人の声が呼応し合う」という意味と考えらています。

そこから意味の捉え方が大きく広がり、「穏やかでちょうどいい状態」を表す意味が基本に。

「温和」、「平和」、「調和」など、優しい印象を連想する熟語が多いです。

訓読みでは”やわ(らぐ)”や”なご(やか)”とも読みますね。

また”和”は「和食」や「和柄」というように、日本を指しても用いられます。

大昔、中国が日本を「倭」と呼んでいたことに対し、日本では同音で意味のよい”和”を当てたことが始まり。

そういったことからも、”和”のついた名前は古風な印象も与えるでしょう。

漢字で見るとどか硬くたくましい印象でありながら、読み方の響きはそう感じさせないのは、先頭字が”や”から始まっているから。

”や”を先頭字につけた名前は優しく清潔な印象を与えます。

そして中字に”ま”という柔らかい印象を抱く字が続くことで、強さの中にやさしさを感じる名前になります。

古典的であり、軍艦の名前に使われたりすることから勇ましさを感じさせる一方で、意味を捉えると優しくてあたたかい。

まさに日本男児の鏡のような名前です。

8位:陽太(ひなた、ようた)

前年22位からの急激ランクイン!

この急上昇には人気漢字の”陽”が入っていることも関係していそうです。

また”太”は「健太」や「優太」ようにさまざまな漢字と組み合わさって使われることが多く、昔から大人気の字。

豊か、大きいという意味はもちろん、”泰”の略字だと考えられていることから「ゆったりと落ち着いている」ことを表したりします。

中国史では王朝を始めたひとを「太祖」「太宗」と呼ぶことから、「地位が最も高い」ことを示すために用いられることも。

どの意味をとっても、どっしりとした存在感がありますね。

”太”の音読みは中国語由来の”タイ”が大原則で、”タ”と読むのは名前でしか使われません。

そして止め字を”た”にすると、元気で若々しく、タフな印象を与えるそう。

宇宙のエネルギーの核である「太陽」の字を前後逆にしたこの名前。

”陽太”と名付けられた男の子は、明るく頑張り屋でたくさんの人に頼られる存在となるのではないでしょうか。

9:陸(りく)

「大陸」からも連想できるように、強くしっかりした印象を与えます。

「水面より上にある大地」を指し、陸地の他に丘、道などの意味も表します。

その存在からまっすぐ、きちんとしているなどの意味も。

今は”りく”の音読み一つですが、昔は”ろく”とも読んでいました。

そのため今でも小切手や契約書などで「六」の代わりに用いられることもあるようです。

先頭字の”り”は思慮深く理知的、力強い印象を、止め字の”く”は周囲に安心感を与える音。

この2文字を続けて読むと、身体の内側に蓄えた大きな力を感じさせる、気品ある名前に感じることでしょう。

9位:悠人(はると、ゆうと)

”陸”と同じ9位になった”悠人”は、2つの読み方が人気です。

”ゆうと”は5位の”陽翔”でも登場したとおり、読み方ランキングで1位になっている読み方。

”ゆう”という読み方は”優”や”裕”などもありますが、最近はこの漢字が人気のようですね。

もうひとつの”はると”ですが、本来”悠”には”はる”や”はるか”という音読み・訓読みはなく、”ゆう”の音読みのみ。

それでも上のような読み方をするのは、”悠”に「時間や距離がとても長い」という意味があることが由来です。

どちらも素敵な読み方で、”ゆう”は優しい印象に、”はる”と読むとフレッシュさを感じることでしょう。

また、”人”は”昔から定番の止め字として人気のある漢字です。

”人”は、「ひとが立っている姿を横から見た形」が基と考えられていて、意味も「ひと」一択。

しかし読み方は”じん””にん”、”ひと”以外にも、「仲人」や「一人」、「大人」のように様々です。

”悠人”のように”人”を”と”と読ませるのも、訓読みの一部を利用したものでしょう。

”と”を止め字で終わる名前には包容力を感じるとされていますので、”悠人”は穏やかで包容力のある男の子に育ちそうです。

11位:朝陽(あさひ)

男の子でも女の子にも似合いそうな中性的な名前です。

全体的に明るい印象を与えるのではないでしょうか。

”朝”は草の間に日が出ている形を表すことから「夜明け」の意味になりました。

また、昔の君主は朝早いうちに政務を行ったことから、「朝廷」のように「政治を行うところ」の意味もあります。

”陽”は、「太陽」の意味からも分かるように、明るくて暖かいことを表します。

読み方に関しては、”あ”の先頭字は読み手に明るい印象を与えますし、”陽”の訓読みである”ひ”を止め字に使うことで、パワフル且つ何事にも動じないドライさも兼ね備えた印象に。

そして何より”朝陽”という名前は縁起が良さそうな名前ですね。

ただし、”朝陽”はどちらも偏とつくりが真ん中からわかれる漢字。

これをタテ割れというのですが、苗字も含めて全てタテ割れだと「縁起が悪い」「幸せが割れる」など印象が下がってしまうという言い伝えがあります。

このような言い伝えは迷信に過ぎませんが、せっかく縁起の良さそうな名前なのに敢えて下げてしまうようなことは避けたいところ。

特にこういった言われは年配の親や親戚は気になる方が多いようですので、周りから色々言われるのも気が引けますね。

また、縦書きにした時にバランスがくずれるとも言われていますので、”朝陽”に限らず苗字との組み合わせを注意してみましょう。

12位:奏太(かなた、そうた)

”奏”は音楽好きなパパ・ママが好む漢字の一つで、豊かな感性や表現力を身につけてほしいという思いを名前に託すこともあるでしょう。

その通りに、”奏”は「楽器を鳴らす」ことを表すのが今の代表的な意味。

一方で「効を奏す」という使い方もするように、「成果を出す」という意味もあります。

そんな”奏”が、「豊か」や「大きい」、「(気が)強い」と言った意味を持つ”太”と組み合わさることで、メロディーのように滑らかな印象から、大胆で男気のある意味としても名前の印象を広げます。

読み方は”かなた”なら表現豊かな少年のイメージに、”そうた”と読むと透明感のある印象になりますね。

2017年の順位からはややランクダウンしてしまいましたが、今でも十分人気のある名前です。

13位:陽向(ひなた)

ランキングではすでにお馴染みとなった”陽”の名前。

”ひなたぼっこ”からも連想できるように、非常にあたたかみの感じる名前です。

本来”ひなた”というと”日向”の字が正式ですが、敢えて”陽”を使うことで、より明るさや暖かさを印象付ける名前になるのではないでしょうか。

”向”という漢字には、「あるところを目指して移動する」や「目指す先がどちらにあるかを示す」という意味があります。

「家の窓」を意味する古代文字が基で、「窓から風が流れる」ことが「目指す」の意味の由来とのこと。

日本ではこれらの意味が転じて「〇〇向きの性格」といったように「ぴったりする」といったオリジナルな用い方します。

「進む、志す」といった意味も持ち合わさせている”向”と、プラスなイメージを与えてくれる”陽”。

明るく志を高く持ち、前を向いて進んで行ってくれそうな名前です。

14位:新(あらた)

”しん”と音読みでも成り立ちそうなこの名前は、今回は”あらた”として登場です。

有名男性俳優の影響もあるでしょうか?

(筆者も大好きです♪)

”新”は木を新しく切り出すことから、「今までにない」ことを表すのが基本の意味。

訓読みの”あらた”では、「思いを新たにする」のように「もう一度やり直す」という用い方もされます。

”しん”の音は生まれたての光のようなフレッシュさを感じますが、口を開放的に開いて発音する”あ”から始まる”あらた”にすることによって、開放的な響きになりますね。

”新”は「はじめての」という意味でも使われるため”はじめ”と読ませる人もいるようですので、ご参考までに。

1月のイメージの名前としても人気の高い名前です。

15位:蒼(あお、あおい)

深い青い色を指す”蒼”。

どのくらいの青かというと、「蒼い波」「蒼い夜空」といった使い方をすると想像しやすいでしょうか。

また、植物が青く茂る様子を表現するときに使われる漢字でもあり、すくすく育つようにと名づける人も多いです。

”あお”も”あおい”も、”ア行”で完結する読み方ですね。

どちらも人気の高い読み方ですが、止め字を”お”にするとおおらかでしっかりした印象に、”い”ではきっぱりした潔さをかもし出します。

その他音読みの”そう”や、イメージから”しげる”、”ひろ”と読ませる人もいるよう。

一文字でもしっかり存在感のある漢字ですが、”そう”は他との名前とも組み合わせやすくなります。

男の子の名前の代表格な”太朗”など、”蒼太朗”とすればなんとなく今どきでおしゃれ感が増すような気にさせるのも”蒼”の魅力の一つかもしれません。

16位:颯真(そうま)

筆者が小児科のクリニックに勤めていたとき、患児の名前を登録する際に『よく見かける漢字だな』と印象的だった漢字の一つが”颯”です。

”颯”には「風が急に吹く」という意味があり、「颯爽」といった熟語にも使われていますね。

発音すると口の中にそっと風が流れる”そ”という音から、”そ”を先頭字に使った名前は人に心地よい印象を与えます。

”真”は「本当の」という意味を表す漢字。

2018年の名前ランキング4位も”悠真”でしたが、今回のように”真”で締める名前は多く、”大”や”太”と並んで昔から名前の最後を締めとして馴染みがある字でしょう。

止め字の”ま”という音は、甘く柔らかい印象を最も感じさせるもの。

「真心」という言葉でもあるように、透きとおる光の印象を与える”そう”の音に”ま”を加えることで、爽やかさだけでなく、全体がホッと包まれる暖かい名前になります。

16位:翔(かける、しょう)

”颯真”と同じく16位の”翔”は、2017年の時も16位でした。

「大空を鳥が翼を広げてゆっくり飛ぶこと」という意味からも、優雅さやダイナミックさを感じさせる名前です。

”かける”は昔の訓読みで今は”とぶ”と訓読みされることが一般的のようですが、名前ではよく聞くので馴染みがある人も多いはず。

ランキングのトップ10では名前の末に使われていたため”と”と読まれているものばかりでしたが、”しょう”や”かける”と読むとまた印象が変わります。

”しょう”では爽やかさや新鮮さな英和のような名前になりますし、”かける”はスピード感があり、快活な印象の名前に。

また、”る”の”止め字”は力強い印象を与える音とされています。

何かと組み合わせて付けてもサマになる感じですが、このように”翔”一文字で名前を完結しても、漢字の意味がより強く伝わる格好良い名前でしょう。

18位:結翔(ゆいと、ゆうと)

漢字自体は昔から使われているもの同士ですが、組み合わせによって今風の印象になりますね。

”結”は「むすぶ」「約束する」「固める」といったように意味の範囲をとても広く持つ漢字です。

また、「団結」のように「人と人とをつなぎ合わせてまとめる」ことを表すことも。

そんな”結”と”翔”を名前に取り入れることで、大きく羽ばたき、様々な縁を結んで行ってほしいというパパ・ママの思いを強く感じる名前ではないでしょうか。

そして読み方の中字が一文字違うだけでもやや違った印象になりますが、”ゆい”も”ゆう”も人気のある音。

”ゆい”とすると、前向きなでのびのびとした印象に、一方”ゆう”は内向的な音ですが優しい印象になります。

19位:陽斗(あきと、はると)

これまでの順位でいくつもの名前に使用されてきた”陽”ですが、今回初めての読み方が登場しました。

漢字だけ見たときに、一発で”あき”にたどり着ける人は何人くらいいるでしょうか?

”はる”も”あき”も”陽”の本来の読み方ではありませんが、「太陽=明るくて暖かい」という意味から、「明→あきら」、や「暖かい→はる」というイメージで読まれるようになったと考えます。

また、”斗”は柄のついたひしゃくの形が由来。

北斗七星もその形がひしゃくに似ていることからのようです。

転じて容積の単位としても用いられ、日本では「一斗」は約18ℓをいいます。

止め字として大人気で、組み合わせも自由にしやすい漢字ではないでしょうか。

北斗七星からも連想し、”陽”も”斗”も空に通ずる名前でロマンチック。

太陽や星座のように、大きく輝く人になってほしいと願いを込められそうな名前です。

20位:瑛太(えいた)

”瑛”という漢字は2つのとても美しい意味を持つ漢字から作られた一文字です。

まず左側は「王」となっていますが、本当は「玉」。

「玉」が部首として漢字の左側になったときに「王」と変形します。

「玉」は日本語では丸いもの一般を表現しますが、漢字での本当の意味は「翡翠(ひすい)などの宝石の一種」を指します。

それが転じて「すばらしく貴重なもの」という表しも。

一方「英」は、部首が「艹(くさかんむり)」であるように、本来は植物を意味する漢字です。

しかし現在では比喩的な「優秀である」という意味の方が浸透しています。

ちなみに「英」はイギリスの略字。

これらのことから、”瑛”は「水晶のような透明な玉、美しい玉の光」をいいますが、優秀で貴重な存在とも読み取れるのではないでしょうか。

そして「大きい、尊い」といった意味を成す”太”を末字に添えることで、より価値の高い名前に。

美しく、そして太くたくましく育ってほしいという願いも伝わってきます。

21位:律(りつ)

2018年で突如ランクインした”律”。

2017年では100位以下だったのに人気急上昇で驚きの21位に輝きました!

”律”は「守るべき決まり」を表します。

同時に「理論的に割り出される”美しく響く音の高さ”」を指すように、音楽分野でも使われる文字です。

「法律」のように用いると堅実で安定感のある印象ですが、「旋律」を連想すると滑らかなイメージを連想させますね。

よって、両方のイメージから『規律を守るしっかりした子に育って欲しい』という思いも、『芸術的な才能を授かりますように』といった願いにも合う名前ではないでしょうか。

また”つ”を止め字にする名前は、強い意思を感じさせます。

一度決めたことはやり遂げる、そんな初志貫徹の精神を持った人へと成長していくかもしれません。

22位:旭(あさひ)

ご存知のように朝日の意味を表します。

朝日の昇る様子からできたことから、朝日より更にフレッシュさをイメージするのではないでしょうか。

もはや神々しささえ感じる一文字。

“あさ”とつく音は明るく爽やかな印象になります。

”旭”もつイメージも相まり、明るく前向きな子になるのではないでしょうか。

ちなみに今回の読み方には入ってきませんでしたが、”陽”のイメージからも読ませたように、”旭”でも「あきら」と読ませられるようです。

22位:颯(そう、はやて)

今回”旭”と同位だったのが”颯”です。

どちらかというと男の子の名前によく見かける漢字ではないでしょうか。

”陽”や”翔”に続き、最近人気の高い字の1つです。

”颯”は「立」+「風」で風が突然吹く音を表したもの。

このことから”疾風”の意味もあり、疾風=”はやて”から”颯”も”はやて”と読むようです。

”そう”は他の漢字でも読ませたりしますが、”はやて”と読める漢字は”颯”の他にありません。

また”て”を止め字に使う名前は珍しく、快活にスタートダッシュをし前へと突き進んでいく強さを秘めた印象を与えます。

”はやて”は新幹線の名前でもあるので、”そう”も”はやて”も颯爽とした男性のイメージにぴったりではないでしょうか。

24位:大智(たいち、だいち)

中性的な名前が人気な中、The男の子!と思わせる名前ですね。

以前は”大地”の書き方がよく見受けられましたが、最近はこちらの漢字の方が人気が高いようです。

”大”は「両手足を広げて立つ姿を正面から見た形」という由来から、大きい、豊かといった意味があります。

一方”智”は「頭のはたらき」を表す漢字で、知恵、知識、知恵のある人などの意味。

このように”智”は”知”と意味も読みも基本的には同じですが、”智”は「特に優れた頭のはたらき」を指すことが多いようです。

また神に祈り誓うこととも。

”大智”は「すぐれた知恵」という意味の一方で、「上智」「叡智」などのように宗教的な文脈で「この世界の心理を知る」ことを指す場合もあります。

重ねて”大”にも「優れた」という意味がありますので、賢い子になってほしいといった願いを込めるにはぴったりな名前ではないでしょうか。

そして先頭字の”た”は口腔を高く上げて発音することから、アグレッシブなパワーを感じさせる音。

はたまた”だ”と濁すと堂々として力強く、存在感のある印象になるでしょう。

25位:湊斗(みなと)

”湊”は港のように水上で人の集まるところを表すことから、”集まる”という意味を持ちます。

人が集まる=賑やかさを感じる漢字ですね。

「社交的な人間になってほしい」、「多くの友情に恵まれますように」といった願いに合った名前でしょう。

“斗”は柄のついたひしゃくの形を表した漢字。

ちなみに北の七星を北斗、南の七星を南斗といいます。

”湊”一文字でも”みなと”と読めますが、敢えて”斗”を付けることでロマンチックさが加わりますね。

空と海を連想させ、自然体で広い心をもった子に育ちそうです。

25位:悠翔(はると、ゆうと)

これまで何度もランキング内に登場してきた漢字が組み合わさった名前ですね。

”悠”は「時間や距離がとても長い」ことや、「心が落ち着いている」ことを意味する字。

”翔”は”とぶ”の中でも鳥が翼を広げて自由にとぶイメージを込めて使われるのが特徴です。

これらの意味から、悠然としていて快闊な印象を受けます。

そして”はると”も”ゆうと”も人気な読み方。

読み方一つで名前の印象もガラッと変わりますので、呼んでみたときの印象や、イメージにより近い方を選んではいかがでしょうか。

そうそう、姓とのバランスもお忘れなく。

27位:悠斗(はると、ゆうと)

まさかの”と”の漢字違いで、連番でランクイン!

25位では”悠翔”だったのに対し、今回は”悠斗”です。

本当にこの名前は人気がありますね。

恐らく”悠”という字を使いたいパパ・ママが、姓とのバランスや画数を考えてより合う方を選んでいるのでしょう。

”翔”を付けると日中の空を連想しますが、”斗”は星空のイメージに。

また画数も少ないので、「渡邊」といった画数の多い姓のときは画数の少ない名前の方が、重くならず全体が整った印象になるでしょう。

28位:伊織(いおり)

一見『女の子かな?』と間違えられそうな名前ですが、男の子でもしっかり合う名前です。

”伊”は横から見た人の象形文字と、神聖な物を手にする象形文字が合わさってできました。

ここからもとは神を呼び寄せる(=神降ろしをする)聖職者を意味し、「これ」、「かれ」などの意味があります。

”織”は糸を縦横に組み合わせて布を作り上げることはもちろん、織物そのものも指します。

また「組織」のように「物事を組み立てる」といった意味も。

布を織りあげる様子から手仕事ならではの温かみを感じる名前です。

”伊織”の響きは古風で雅な雰囲気を感じさせますが、”伊”はイタリアの略としても使われるので、どこかモダンな印象も与えるでしょう。

29位:歩(あゆむ)

歩は左右の足跡を連ねた形で、足跡を表す部首「止」と組み合わせてできています。

文字通り、左右の足を交互に踏み出して「あるく」ことを表します。

将棋の駒の「歩(ふ)」のように、前向きに一歩ずつ前進していく人になるのではないでしょうか。

読み方の”あゆ”の音は、自然体の強さと大胆さを併せ持つイメージに。

”む”は語尾につけると広げたものが結ばれる印象になります。

しっかり自分の足で歩み、考えや人をまとめていく力が備わった子供になりそうですね。

30位:蒼大(あおと、そうた)

部首が「艹(くさかんむり)」なことから、もとは草の青い色をいう”蒼”。

青く茂る様子を表すので、草のように陽に向かってすくすく育っていってくれるのではないでしょうか。

また、深みのある青色から「蒼海」といった言葉もあります。

蒼海は青々とした広い海や、青海原のこと。

その意味から考えると、海のように深く広い心をもった人にという捉え方もできるでしょう。

さらに”大”がついていることで、男として大きな人間に育ちそうです。

”大”で”と”と読ませるのは名乗り字ですが、最近はそう読ませる名前も増えてきていますね。

”あおと”はなかなかひとひねり加えた読み方ですので、初めての人には”そうた”と読まれることの方が多いかもしれません。

30位:結斗(ゆいと)

”ゆいと”は漢字違いで18位にもランクインしていました。

”結翔”の方が順位が上だったのは、やはり今人気の漢字である”翔”を使っているからでしょうか。

”結”は「細長いものをからみ合わせてつなげる、複雑な形を作り上げる」」といった意味を表します。

また「植物が実を結ぶ」といった使われ方もすることから、「結実」のように「成果を出す」という意味として使われることも。

漢字の中に”吉”が入っており、意味と含めて縁起の良い字ではないでしょうか。

出会った人との絆を大切にしながら、良い人間関係を築き上げていく人柄が想像できます。

”斗”は画数も少なく書きやすいので、複雑な苗字のときは”斗”を使った方が全体がすっきりして見えるでしょう。

32位:颯太(そうた)

最近のトレンドとなっている”颯”を取り入れた名前ですね。

風の吹く音を表すことから、”颯”は素早さや風のような爽やかさを連想させることが多いでしょう。

一方で”颯”は「英姿颯爽」といった四字熟語に使われることも。

この四字熟語は堂々とした容姿であり、且つ勇ましくキリっとした様子のことです。

”颯”には清々しさだけではなく、こうした凛々しい一面もあります。

さらに”太”が加わることでどこか力強さが増すのではないでしょうか。

33位:海翔(かいと)

”海”は”かい”の音で人気の字ですね。

ご存知の通り、「水が広々とたたえられた”うみ”」を表す漢字。

また海のように広く大きいものを表すときにも使われます。

「広い気持ちで受け入れる」ことを意味する「海容」といった用い方をすることも。

”海”の右側の”毎”は、”母”という字が部首となっています。

”母”は「髪飾りを付けた女性」を表していたと考えられており、”毎”が「常に、必ず」といった意味になったのは、「女性が子供を産むごとに」というところからだという説があります。

大昔の中国では海はあまり明るい印象ではなかったそう。

しかし組み合わさっている漢字の成り立ちを知って改めて感じ全体を見ると、温かみのある穏やかな海が浮かんできますね。

またあの広い空を悠々とゆったり羽ばたく意味が基である”翔”と合わさると、青く静かな海の上で、鳥が雲一つない広い空を悠然と飛んでいるような景色が目の前に広がって見えます。

みずみずしくてスケールが大きく、それでいてロマンチック。

そんな景色のように、自由でのびのびとした人柄に育って欲しいですね。

34位:瑛斗(えいと)

部首の「王(たまへん)」+「英(美しい花)」で、水晶のような透明な玉、美しい玉の光をいう”瑛”。

よって玉のような美少年になりそうな名前です。

また星空を連想させる”斗”が名前に加わることで、より美しさやロマンチックさが強調されますね。

”瑛”に使われている”英”は、現在「優秀である」という意味でも用いられています。

そんな”えい”という響きには飾らない優しさと癒しを感じさせるそう。

さらに”斗”のように”と”で終わる名前は、おおらかでしっかりした兄貴分の印象に。

容姿端麗で優秀、それでいて優しい兄貴分とは、もはや非の打ち所のない息子!

美味しいもので盛り付けられたパフェのような、願いのこもった名前です。

35位:健人(けんと)

従来から男の子に根強い人気がある名前ですね。

”健”は「しっかりしている」という意味を持つ”建”と”人”の部首が組み合わせから、「丈夫で元気である」とことを表します。

ただしこれは肉体面だけではなく、精神的も含めて言うことが多いよう。

ちなみに”健”を”たけし”や”たけ”と読むのは、”力強い”ことをいう古語に由来しています。

雄々しいといった意味もある”健”に”人”を加えたこの名前。

「健康な人」と書くことからも、心身共に健やかでたくましく、元気に育ってほしいという願いがストレートに込められた、読み手も元気にしてくれそうな名前です。

36位:陽大(ひなた、ようた)

『どこかで見たことあったような…?』と思ったら、”陽太”が8位にランクインしていました!

点があるかないかで随分順位が変わるようです。

8位の”陽太”もたくましくしっかりした印象で魅力的ですが、今回のように”陽大”とすると大きく寛大な人のイメージに。

何度も登場している”陽”は意味から明るく暖かいことを連想させますので、朗らかで器の大きい人間に育っていきそうですね。

先頭字の”よ”は、緊張感のあるイから包容力のあるオへの変化で表す音。

これは否定から公定に移る、容認の印象を与えます。

よって”よ”で始まる名前は奥行きを感じさせたり、人々から尊重されるとされています。

一方”ひな”は、字は違えど鳥の”雛”の響きを連想するように、生命力の溢れた名前に感じるのではないでしょうか。

37位:晴翔(はると)

快晴の空と鳥をイメージする、清々しい名前ですね。

”晴”は「雲が少なく空が見える」ことを表す漢字。

基の漢字は”晴”で、漢字の一部の”青(靑)”には”澄み切った”という意味があります。

それだけでなく、「晴れの場」のように「公の」といった意味や、「晴れ舞台」のように「注目を浴びる」意味でも用いられます。

これは「日が当たる」ところから転じた、日本語独自の用法だそう。

加えて「空を優雅に飛揚する様」を表す”翔”が、さらにのびのびとした明るい子のイメージを強くすることでしょう。

前向きで活気であふれた名前です。

38位:陽(はる、よう)

人気の漢字を一文字で完結させた名前。

響きとは裏腹に潔さを感じます。

「日、太陽、日なた」の他、「暖かい、明るい、南」などを表す”陽”。

また”陰”と対になっていることもあり、実は女性の生殖器に対する「男性の生殖器」を指すこともあるのだとか。

そう考えると案外男性っぽい字なのかもしれません。

”は”の音は、「すばやく、温かく、あと腐れのない」といった特徴をもちます。

スポーツも勉強も軽やかにこなす、オールラウンドプレイヤーの印象を与える音です。

”よ”は包容力のある”お”の列の音。

懐の深い、学者肌のような人の印象に移るでしょう。

読み方のイメージからも、”陽”は快活で優しい名前です。

39位:朔(さく)

個性的なバランスをした”朔”は「月のついたち」をいい、「すべてのはじめ」の意味に使います。

そのことから、”朔”一文字で「はじめ」と読ませる人もいるようです。

1月生まれにも合いそうな名前ですね。

また”朔”には方位の北の意味も。

そして先頭字が”さ”は、さわやかさをもたせる音です。

”さく”の漢字なら”策”や”作”などもありますが、”朔”は読み方の音も相まり、フレッシュなイメージになるでしょう。

39位:悠生(はるき、ゆうき)

「悠揚」、「悠々閑々」などでも使われるように、「心が落ち着いている」という意味が代表的な”悠”。

時間や距離が「桁外れに長い」という意味も持ち合わせていることからも、何事にも動じずのんびり構えて居られる心の強さと余裕を感じ取ることのできる漢字でしょう。

”はる”の音は、字は違えど季節の”春”の響きを連想させるためか、どこか若々しい印象を与えます。

”ゆう”なら、文字の意味通りの優しく穏やかな印象の音に。

そこへ快活な音の”生”が加わることで、名前が一気に引き締まります。

”生”は草がはえてきた形がもとになってできました。

”生”には様々な読み方や意味がありますが、字の由来から”生”が用いられる意味はどれも”命”が源になっていることが基本。

このことからすくすくと健康に育つようにと使われることが多いようです。

また「生野菜」や「生演奏」のように「手を加えていない」、「本来そのもの」を指したり、転じて「生糸」、「生粋」といった「混じりけがない」という意味で使われることも。

いつまでも初心を忘れない、初々しい、純粋な心といった意味も込められそうですね。

41位:奏汰(かなた、そうた)

ランキング12位でも漢字違いの”奏太”がランクインしていました。

そのため物を捧げて献上する形が文字の由来である”奏”は、本来は神や君主に”差し上げる”という意味だったという説が有力。

今は「楽器を鳴らす」ことを表すのが代表的な意味になっていますが、上の説が音楽の起源の一つを示しているようです。

また”奏”には「成果を出す」といった意味もあります。

楽器も上手く奏でられるようになるには、日々の練習と諦めない心が不可欠。

こうしたことからも何事もやり通す根気のある人になるのではないでしょうか。

ランキング12位では”太”を使っていましたが、サンズイを付けるだけで意味が全然変わります。

”汰”の語源は米を洗ってとぐこと。

よって悪いものをより分ける意味を表します。

「淘汰」として字が使われているように、”汰”は「特別に選ばれる」という意味が強いよう。

自分の子に特別な力があると信じ、その才能をぜひ伸ばしていってあげたいものですね。

とはいえ、子供はママのお腹の中で、何千万・何億というライバルとの過酷な競争を経て見事頂点に立った遺伝子です。

その時点ですでに充分、特別に選ばれた逸材。

『あなたは私たちにとって特別な子だよ』『大切だよ』といった子供への愛のメッセージともなるでしょう。

生を宿した時点で、誰の命も特別で、愛おしく尊いものに変わりありませんから、大切に育てていきたいですね。

41位:葵(あおい)

芸能人の名前でもよく見かける”葵”は、食用草のアオイ、また観賞用の草花のアオイを表します。

常夏の島などをイメージさせるハイビスカスもアオイ科の一つ。

アオイの開花期が6~8月なことから、夏生まれの子向きの名前といえそうですね。

また観賞用のアオイの花は日光に向くことから、誠実な人になるようにという願いを込めるにぴったりな字でしょう。

さらにアオイの葉は家紋にも使われており、葵紋の一つである三つ葉葵は徳川家一門の使用紋として有名。

それゆえどこか和の美を感じさせる字ですね。

読み仮名は人気の”あおい”の他、一文字で”まもる”と読ませる人もいるようです。

43位:岳(がく)

”岳”は文字の組み合わせとは反対に、「高く大きな山」という意味に使います。

比較的なだらかな「丘」に山が加わってなぜ「高い」になるかは定かではありませんが、もともとは”信仰の対象となる山”を指していたよう。

嵩山(すうざん)という中国の山の古い名でもあるそうです。

このことから、山のようにスケールが大きく、崇高な人物になってほしいと願い名づけられるのではないでしょうか。

また一文字で完結するあたりも潔さがありますね。

ちなみに”岳”のもとの字は「嶽」と書きます。

”がく”のように、ガ行音には迫力と偉大さを感じさせる力があるそう。

漢字の意味、そして読みからも、男気を強く感じる名前でしょう。

44位:颯人(はやと)

現在30代前半の筆者の周りでは、”隼人”の字が圧倒的に多かったような。

前年では77位だったのに一気に順位を上げるとは、恐るべし”颯”人気!

”颯”は「颯然」が風がさっと切るさまを表す熟語のように、風が急に吹くことです。

そんな”颯”な”人”ですから、俊敏で爽やかな男の子のイメージがぴったり合いますね。

”はや”と音もその印象を高調させているのでしょう。

また”颯”は2017年のトレンドな漢字でもあり、この頃からテレビで話題の東大王も影響しているかも?

実際に、有名人やマンガ、アニメの登場人物など、理想とする人物名から名前を拝借することも少なくないでしょう。

漢字本来の意味とは関係なく、ひょっとしたら東大王として活躍している彼から『ぜひ頭脳明晰な子に!』と願いを込めて付けた方もいるかもしれませんね。

44位:翔太(しょうた)

”翔太”って、なんとなく安定して人気があるように感じませんか?

小児科のクリニックでも”翔太”という名前の子はいましたし、筆者と同じ世代でもよく聞きます。

それもそのはず、明示安田生命が発表したランキングによると、”翔太”は平成時代に人気があった名前1位だったのです!

参照:明示安田生命 名前ランキング2018 時代による名前の人気の変遷

つまり平成生まれでは”翔太”という男性が一番多いということですね。

ちなみに2位は”翔(しょう)”なので、”翔”という漢字がいかに人気があるかが分かります。

”翔”は「飛翔」という熟語があるように「羽を広げて空中を移動すること」を表すので、行動的なイメージをもたれる漢字。

自ら考え、自分の為だけでなく人のためにも積極的に動ける人になるようにといった願いが伝わります。

また”翔”は”かける”・”とぶ”とも読むことから、陸上競技を連想することも。

体力の限界に挑戦する陸上競技から、様々なことに興味を持ち、チャレンジ精神旺盛な子供になるようにと願を込める人もいるでしょう。

そんな”翔”に”太”が加わることでよりタフさと華やかさが増します。

”翔”に込めた思いも高調するのではないでしょうか。

46位:悠(はる、ゆう)

これまで様々な漢字と組み合わされてランクインしてきた”悠”が、この度一文字の名前で46位に登場です。

2017年からはランクダウンしたものの、一文字の名前は近年のトレンド。

また”悠”そのものが人気のある漢字ですので、ランキング上位に返り咲く日も期待できるのではないでしょうか。

”悠”は落ち着いた心を表しているように非常に穏やかな字です。

「悠長」は態度や動作に落ち着きがあり、気の長いことやそのさまを表す熟語。

このように”悠”にはゆったりとした時間が流れています。

勤勉ゆえに日頃から時間に追われやることがいっぱいの日本人は、せっかちになってつい心のゆとりを忘れがち。

そんなご時世だからこそ”悠”の心はとても大切です。

”悠”と名付けられた子はきっと、気持ちの余裕から周りを大事にし、周りからも必要とされる人になるのではないでしょうか。

47位:碧(あお)

これまで”あお”という名前には”蒼”を使ったものが多く登場してきました。

”碧”も同様に”あお”の読み方として人気の名前です。

”碧”は「あおみどり色の宝石」を指す漢字で、そのまま「あおみどり」を表します。

一般的な緑よりもあおく、一般的な青よりもみどり。

装飾品にもなる「碧玉(ジャスパー」が良い例でブルーサファイアの別名として使われることもあり、どこかエキゾチックです。

そして”蒼”が深みのある青なのに対し、”碧”は澄んだあおみどり色。

今回のように、好きな色や色の持つイメージをヒントに名前をつけることは少なくありません。

青色はクールで理知的なイメージがあり、緑は穏やかで癒しの雰囲気を持っています。

そのイメージから、”碧”ならば『知性と癒し溢れる人に』といった思いを込められそうです。

また”碧”は「碧眼」や「紺碧の海」といったように透明感をもって使われることも多い色。

静かで涼し気な印象を与える男性になるのではないでしょうか。

47位:蒼真(あおま、そうま)

深い青い色を意味する”蒼”は、「艹」が部首であることから本来は成長した植物の色を指しているとされています。

また濃い海の「蒼海」や濃い青空といった意味の「蒼天」といった使われ方も。

このような表現からも、”蒼”は大自然の強さと凄みを感じさせます。

”真”は「本当の」といった意味を表す漢字ですが、それには「いつわりなく正しい」、「正確で狂いがない」、「混ざりけがない」、「自然のまま」というように、様々なニュアンスの「本当」があります。

そして「ひたむきで正直」といった意味も「本当の」の1つの解釈であり、「真っすぐ」と言った使い方をしますね。

これらのことから、”蒼真”は『生い茂る草のように、ひたむきに真っすぐ、すくすくと成長してほしい』という力強い願いを感じる名前でしょう。

”あお”は某ジブリ映画の舞台としても有名になった屋久島にある苔森のように、豊かでスケールの大きい印象に。

”そう”は”蒼”の中にもある植物の持つ爽やかさと力強さを際立たせる響きになるのではないでしょうか。

47位:颯汰(そうた)

実は2018年の男の子の名前ランキングで47位が3つもあり、”碧”、”蒼真”、そしてこの”颯汰”です。

今人気の”颯”を使った名前であり、2018年になって突然50位以内に登場したのも頷けますね。

”颯”は「急にふく風」音を意味する漢字。

はやて、疾風の意味もあり、爽快な男性がイメージできます。

”汰”は「水中でゆすって細かなものをより分ける」ことを表し、洗米をして悪いものをより分けることが由来。

人はそれぞれ何かの天命をもって産まれてくるといわれています。

それが何かは人生の中でゆっくり見つけていくことでしょう。

ただ発明や芸事など各分野で活躍している人や成功者を見ると憧れますし、自分の子供にも何か卓越した能力をを秘めた、特別な子であってほしいと思いますよね。

もっと言えば、その才能をいち早く見つけて伸ばしてあげたいのも一つの親心でしょう。

そんな漢字の意味から、”颯汰”はどんな分野でも、きっと勢いのよい風のを吹かせ、いい意味で人を巻き込んだり、流れを良い方向に変える逸材として評価される人になりそうです。

素早く、ときに優雅に走り抜けるイメージのある”颯”からスポーツ関連でも輝けそうですね。

50位:陸斗(りくと)

”陸”は今回のランキングで9位以来2回目の登場です。

9位では”陸”一文字でしたが、今回は止め字として常連の”斗”が組み合わされました。

”陸”の部首である「阝(こざとへん)」は「岐阜県」でも用いられる”阜”の変形で、「盛り上がった土」を表す記号。

この部首が含まれていることから土に関係した漢字であり、”陸”は「水面より上にある大地」を指します。

そのイメージからか、”陸”には「まっすぐ」、「きちんとしている」といった意味も。

大陸のようにスケールが大きく、しっかりした人になりそうですね。

また”斗”はもともとひしゃくの形からできた漢字ですが、どちらかというと北斗七星のイメージと”と”という音から人気がでたのではないでしょうか。

そのことからも”陸斗”には北斗七星から連想し宇宙規模の広大さも感じさせます。

陸のようにしっかり現実をみて物事を進めていける一方で、星空のようにロマンチックな一面も持ち合わせそうな組み合わせ。

きっと感性豊かで、寛大な心をもった人に育ちそうですね。

一方で実は”斗”は「決斗」「斗争」のように”闘”の略語として使われることも。

”陸”のみでも男の子らしさがありますが、”斗”を加えることで名前の意味により貫禄がつき、たくましさが増します。

”陸斗”にはさまざまな想いが込められそうです。

50位:翼(つばさ)

この名前を聞いてサッカーを思い浮かべた人も多いはず。

某サッカー漫画の主人公の名前で幅い広い世代から人気があり、活躍されているサッカー選手の中には漫画の影響を強く受けた人も少なくありません。

そんな”翼”は、鳥や昆虫、飛行機などの”つばさ”を意味するもの。

転じて「左右に伸びた部分、張り出したもの」を指すこともあり、「一翼を担う」がその例です。

一方”翼”には鳥のつばさなどから連想してみると分かるように、バランスを崩さず左右から支えることから”助ける”という意味にも。

どの意味にせよ、”翼”には大空を自由に飛び、のびのびとした印象がありますね。

このように、小さな場所に留まることなく、自分の可能性を信じて、開放的で力強く大きな世界に飛び立っていってほしいという熱い思いが込められるでしょう。

さらに先頭字の”つ”は超人的なほどの強い集中力と芯の強さを感じさせる音であり、止め字の”さ”は颯爽としていて先頭に立つ印象を与える音とされています。

”翼”は読み方からもスター性を後押しされていますね。

ちなみに読み方は”つばさ”が一般”的ですが、”たすく”という読み方も人気があります。

サッカー好きなパパ・ママでもそうでなくても、文字の持つ意味を名前に託してみてはいかがでしょうか?

2018女の子の名前ベスト50、第一位は”葵”ちゃん!

男の子の名前ランキングに続いて、女の子の名前ランキングの発表です。

さて、どんな名前がランクインするでしょうか!?

2018年、女の子の名前ランキングで第一位に輝いたのは”葵”でした!

2位の”凛”と50件以上差がありますので、こちらもダントツです。

”葵”は男の子の名前でも41位に選ばれた人気の名前。

最近は名前の種類も豊富で、”葵”のように男の子でも女の子でも似合う中性的な名前も増えています。

LGBTといった性のアイデンティティを大切にする文化になってきている今、名前も”男だから”とか”女だから”といった境目があまりなくなっているのかもしれません。

とはいえ、全体的なランキングではまだ”男の子らしい”、”女の子っぽい”名前が根強いですね。

特に女の子は花の名前だったり、部首に草冠が使われている名前が多かったりと、植物に関係するような名前が多いよう。

名前の詳細は後ほど述べるとして、華やかさや人とのつながり、温かみを感じるような名前が多そうです。

また男の子の名前にはなかった、ひらがなの名前も目立ちます。

女の子の名前の読み方はまんべんなく。漢字は”結”が圧倒的!

上で挙げたベスト50の名前を、用いられている読み方や漢字でそれぞれ統計してみました。

すると男の子の時とは違った結果になったのです!

  

男の子のランキングでは、読み方・漢字とともに名前での登場回数に差ができ、人気度が顕著にあらわれていました。

一方女の子はというと、漢字では”結”が圧倒的であり、そのあとを僅差で”莉”、”月”、”菜”が続いています。

しかし読み方の登場回数にはほとんど差がなく、まんべんない様子。

この結果から、女の子の名前は用いられる漢字には多少の偏りがあるものの、漢字の組み合わせや読み方のアレンジでレパートリーが豊富ということがわかります。

女の子の名前はオリジナリティを出しやすいともいえるでしょう。

女の子は可憐で美しい花のように…ランキング1~50位までの女の子の名前の意味と由来・こめられる願い

男の子同様に、女の子の名前も1位から順に名前の由来や意味、願いを探ってみましょう!

先程も述べたように、女の子はひらがなの名前もたくさんランクインしています。

その際はひらがなの持つ音を中心に名前に込められた想い等を述べ、名前の由来となっている事物が連想できる際はそのことについても触れて解説します。

1位:葵(あおい)

2018年女の子の名前で一位で輝いたのは”葵”でした!

”アオイ”は男の子にも人気があり、男の子では”蒼”や”碧”もランクインしていましたね。

”葵”は観賞用の草花のアオイ類の相称。

開花時が6~8月頃のため、夏産まれの子につけられることが多いでしょう。

夏に太陽に向かって花が回ることも知られています。

そういえばひまわりも「向日葵」と書きますね。

また”葵”は万葉集や源氏物語にも取り上げられており、華やかな和のイメージとして大人気。

源氏物語に登場する葵の上は容姿や振る舞いがとても美しく、トップレベルの女性と描かれています。

そして”あおい”という音は温かく、人の心を癒す印象を与えるそう。

雅な面とほのぼのとした面の両方を持ち合わせている、素敵な女性になりそうですね。

2位:凛(りん)

一字名ではとても人気の高い名前です。

”凛”は俗字(世間では用いるが正確ではない字)であり、”凜”が正体。

「厳しい寒さ」、「心が引き締まる様子」を表しています。

部首の「冫」が氷を表す記号ことからも寒さの程度が伝わってくるでしょう。

このことから”凛”は冬のイメージをさせる名前のようです。

一方で「凛としている」のように佇まいや雰囲気を言ったりすることから、毅然としてりりしい感じの印象も。

そのことから、「厳しい寒さ」という意味も名前の意味として言い換えれば「クール」とも取れます。

可愛く愛嬌のある女の子も魅力的ですが、クールで気品ある女性は、女性からも憧れる存在になるのではないでしょうか。

3位:結菜(ゆな、ゆいな)

2018年の女の子の名前ベスト50以内で最も登場回数の多い”結”は、名前では昔から馴染みのある漢字でしょう。

”結”は「むすぶ、つなぎ合わせる」という意味があり、糸や髪といった細長いものを絡み合わせて繋げたり、複雑な形を作り上げることを表します。

転じて広い意味で「つなぎ合わせる」ことも意味するようになり、「結集」といったように人と人とをつなぎ合わせてまとめる意味にも。

”ゆう”といった優しい響きも相まり、「人との出会いやつながりを大切にする、心優しい子供に」という願いが込められそうです。

”菜”は主に野菜、菜っ葉、おかずなどの意味。

ただ漢字の一部に含まれている”采”には「つかみとる」という意味があります。

このことから”結菜”は自らチャンスや縁をつかみ取っていける人になるのではないでしょうか。

”菜”も”な”という発音が愛らしく、止め字として大人気の漢字です。

4位:結衣(ゆい)

前回30位だった名前が、2018年で人気急上昇しトップ5入りしました!

やはり”結”という人気漢字効果でしょうか?

とはいえ”ゆい”という響きの名前はいつの時代も人気がありますよね。

”結”は3位の”結菜”でお話しした通り「むすぶ、つなぎ合わせる」という意味。

そこから派生して「約束する」「固める」などの意味もあります。

「結束」、「団結」といった熟語が例。

一方”衣”は読んで字のごとく「ころも」の意味です。

着物のえりを重ねた形から字ができました。

”結衣”はどちらも糸に関係する漢字でできていることから、ファッションセンスのある女の子にぴったりな名前です。

また”衣”の字の成り立ちから日本的な美しさや繊細さも連想でき、「奥ゆかしい女性に」という願いにも合うでしょう。

5位:陽菜(はるな、ひな)

男の子の名前でも人気のあった”陽”は、女の子でも変わらず高人気な漢字です。

”陽”は日、太陽、日なたが主な意味。

その意味のイメージから、「暖かい、明るい、南」などの意味としても用いられます。

”陰”の対義語である点からも、前向きな印象が強い漢字でしょう。

女の子の名前に用いるならば、積極的で溌剌とした、明るい女の子になりそうです。

そして”菜”は野菜や菜っ葉のように、「摘み取って食べる植物」を表す漢字。

白菜や小松菜といった野菜そのものの名前に使われることも多いですね。

それぞれの漢字は以上のような意味ですが、”陽菜”という組み合わせは陽の光ですくすく育つ菜を想像させ、生命力溢れる名前に。

『明るくのびのびと育ってほしい』、そんな親心が伝わる名前です。

また”はる”という名前の響きであれば同じ読みの”春”を連想し、よりあたたかな気持ちになるのではないでしょうか。

”ひな”もひな鳥のように初々しさがあっていいですね。

6位:陽葵(ひな、ひなた)

5位の名前でも用いられた”陽”が、今回も連番でランクインしました。

しかも読み方の一種類は”ひな”と同じ。

”陽”の部首「阝」は”阜”が変形したもので、”阜”「盛り上がった土」を意味します。

よって”陽”は本来は「盛り上がった土の”光が当たる部分”」を表す漢字。

ただ今は”太陽”という意味のが先に思い浮かぶでしょう。

また”陽”は”陰”と対の漢字なので、「山陽」と「山陰」は「山の南側」、「山の北側」をそれぞれ指します。

このように日の当たる方角として”陽”が南を表すことも。

一方”葵”は2018年女の子の名前1位の漢字であり、観葉植物の草花のアオイ類を指すものでしたね。

沖縄やハワイによく咲いているハイビスカスもアオイ科の一種なんです。

女の子の名前にはこういった草花のイメージや花言葉から名前をとることも多いのではないでしょうか。

ちなみにアオイの花言葉は〇〇、ハイビスカスは「繊細な美」だそう。

”陽”と”葵”のどちらをとっても暖かい印象のある漢字であることから、とても明るく華があり、心のあたたかい女性のイメージができます。

しかし”葵”を用いてこの読み方は今どきの音ですね。

ちなみに同じ字で”ひまり”と読むこともあるようですので、フリガナは必須です!

7位:芽依(めい)

ジブリ映画の代表作の女の子を連想させる名前ですね。

そのキャラクターから、元気でちょっぴりおしゃまな可愛い女の子の印象をイメージする人も多いでしょう。

”芽”は生えたばかりの植物の”め”を指し、芽ぐむなどの用い方もします。

重い土をかき分けて、やっと地上に出てきた小さな命。

その小さいながら力強く生きようとする姿には、なんとも言えない初々しさと希望を感じる字です。

”依”は人が寄りかかることが由来で、よる、寄り添う、頼りにするという意味になりました。

「衣」にニンベンがつくだけで意味が随分変わってきますね。

さらに「助ける、慈しむ」といった意味で用いられることも。

”依”を使った名前は、『人の気持ちに寄り添えられる、優しい女性になるように』といった気持ちが名前に含まれるでしょう。

そして先頭字の”め”は芳醇、恵み、上流をイメージする音。

柔和な笑顔で優しい雰囲気を持った女性像が思い浮かびます。

このように”芽依”の漢字にすると、元気で溌剌したイメージががらっと変わります。

のびのびとしていて穏やか、それでいて思いやりのある女性に成長していってほしいですね。

8位:莉子(りこ)

昭和世代の名前では定番だった”子”で終わる名前。

最近はめっきり見かけなくなり、2018年の名前ランキング100位以内でも”子”がつく名前はこの”莉子”のみでした。

それでもなんとなく現代っぽっく感じるのは私だけでしょうか?

”莉”は中国語でマツリカを茉莉花と書き、その一文字。

マツリカは香草の名前で、ジャスミンの一種です。

香料用植物なだけに芳しく、特に白いジャスミンはハーブティーとして日本でも親しまれていますね。

アロマオイルとしても用いられ、気持ちを和らげる効能があるジャスミン。

”莉子”はマツリカのように『人々に癒しを与える優美な子』といった思いにぴったな良い名前です。

また、今では割と珍しくなった”こ”という止め字を使った名前は愛らしさを感じさせるそう。

”こ”で名前を結ぶことで、”莉子”という名前の魅力がより引き立つでしょう。

8位:結月(ゆづき)

女の子に人気な漢字の”結”は、名前によって”ゆう”、”ゆい”、”ゆ”など読み方が様々。

中には「固定する」を「結わえておく」というため、名前で結を”かた”と読むことも。

そんな”結”は結ぶ、つなぎ合わせる、集まるといった意味があります。

結合、結束、集結といった熟語を想像するとわかりやすいですね。

モノ同士はもちろん、結婚のように人同士や心をもつなぐ意味で用いられる”結”は、仲人さんのようなキューピットのような、良い運を運んできてくれそうな縁起のよい漢字でしょう。

一方”月”は天体の月の形からできた字であり、そのままの意味。

暦が月の満ち欠けを基準に造られたことから、暦のつきも含みます。

夜の空に白く浮かぶ月のように、神秘的なムードのある女性になるかもしれませんね。

そういった漢字の意味から、”結月”は様々な縁をつなぎ周りの人の運気も一緒に上げてしまいそうな、不思議な力を秘めた名前でしょう。

読み方が”づ”にすることで名前に奥ゆかしさが加わります。

10位:楓 (かえで)

”楓”は2017年女の子の名前ランキングで1位になりました!

今回は10位でしたが数年前から人気を保っており、実は過去5年間連続でトップ10入りしているんですよ♪

この様子だとまだまだ”楓”人気は続きそうですね。

”楓”は日本では樹木のかえでを言っていますが、漢字が本当に指しているのは実はオカツラという別の樹木だってご存知でしたか?

オカツラは桂の別名。

ハート型の葉形で可愛らしさがある一方で、気品あふれる樹形をしている樹木で、秋には黄葉します。

また、楓は葉形がカエルの手に似ていることから、「かへるて」が変化して”かえで”となりました。

楓も秋には鮮やかな赤色や黄色に紅葉することから、どちらの樹木をとっても美しく雅な女性像を感じさせるでしょう。

またカナダの国旗でお馴染みのもみじも楓の一つ。

楓がより赤く色づくものをもみじといい、楓ともみじを区別するのは日本特有のようです。

もみじを想像すると今流行りのパンケーキにかけられたメープルを思い出し、スイートな印象の名前にもなりますね。

その一方で”楓”は漢字の中に”風”が含まれていることから、どこか爽やかさも感じる字。

楓は紅葉の華やかさから秋の印象が強いですが、語源のオカツラは実は新緑も美しいそう。

よって秋生まれのみならず、新緑映える初夏産まれの子にも合うかもしれません。

このように”楓”は一つの字でいろんな表情を魅せる字です。

一字名として人気の高い字ですが、”楓花(ふうか)”のように音読みを活かした名前もイメージが変わるでしょう。

11位:咲良(さくら、さら)

漢字を充てたり名前の読み方によって様々な意味を持たせられそうな名前。

読み方でいうと、”さくら”は満開な桜が連想され、華やかさとともに暖かさも運んでくれそうな優美な名になります。

また春の訪れを知らせる桜のように、「あなたが産まれたことが嬉しい」という喜びや嬉しさを表現して名付けてもいいででしょう。

一方で”さら”といった読み方であれば小川のせせらぎのような滑らかな印象に。

”さくら”と読むと春の印象が強いですが、”さら”ならば季節関係なく似合いそうです。

”さくら”や”さら”はひらがななどでも人気のある名前ですが、敢えて漢字を充てることで、読み方の印象に加え漢字の持つ意味も名づけの思いに含められます。

”咲”は部首が「口」であることから、もともとは”笑う”ことを表している字。

開花することを日本独特の用法で「花が咲(わら)う」という比喩表現が転じ、現在のように花が咲くの意味になったそう。

このもとものとの意味をとって最近は一文字で”えみ”と読む子も多いですね。

次に”良”は穀物の中から良いものを選ぶ道具の形がになっています。

ここから良い、優れているといった意味に。

漢字の意味をそのまま用いると、「笑顔が似合う良い子」という、可愛らしくて愛嬌がある女の子にという思いが似合いますね。

また試験に合格したり物事が上手くいくことを”桜咲く”と言います。

”良く咲く”という漢字を使うことで、子供に名前というプレゼントを捧げるとともに、万事好調な人生も持たせてあげられそうです。

11位:凜(りん)

2位”凛”のもとの字である”凜”が11位にランクイン!

寒さが厳しい様子、心が引き締まる様子を表した漢字です。

美しく雪が舞い、凛とした空気に身の引き締まる季節にぴったりな名前ですね。

「凛としている」や、凛然といった用い方をされることの多い”凜”は、漢字に穀物を表す禾(のぎへん)が入っていることから、もとは穀物倉庫を指す漢字だそう。

氷を表す記号の「冫」が部首だけに一見ひんやりした印象がありますが、その冬の寒さから穀物を守る穀物倉庫を指すと考えるとほんのり包容力を感じるでしょう。

また倉庫の造りはしっかりしていることが前提です。

こういったことを含めて、単にクールな印象に加え、意思が固く簡単には揺るがない芯の強さを持った女性をイメージできるのではないでしょうか。

”凜”という字は画数が多いわりにキュッとまとまっていて、字形も音も美しい字。

この字のごとく、立ち回りも美しい女性に育ってほしいですね。

13位:美月(みつき、みづき)

止め字で人気の”月”を用いた、人気の名前の一つ。

”美しい月”なんてとてもロマンチックな名前ですね。

月と同様に止め字としても用いられる”美”は、「見た目や耳で聞いてもきれいである」ことを意味する漢字です。

部首が「羊」であり、神様に捧げる大きな羊を表したのが有力な字の成り立ち。

ここから美しい、うまい、よい、ほめるといった意味になりました。

”月”はそのまま月の形を表した漢字。

満月、三日月など月は満ち欠けによってさまざまな形を楽しませてくれる天体です。

一方でおぼろ月のように、柔らかくぼうっとした光の姿もありミステリアスな一面も。

「神秘的で美しい女性に」といった願いにぴったりな名前です。

またもし出産日が見とれるほど美しい月夜の晩であれば、この特別な日の感動を名前に託すのも素敵ですね。

13位:結愛(ゆあ、ゆめ)

ここまで名前を辿ってみて感じるのは、女の子は情緒や人徳を大切にする名前が多いですね。

今回もとびきりハートフルな名前です。

”結”は、結ぶ、つなぎ合わせるといった意味です。

髪や糸のようにもとは細く頼りないものでもつなぎ合わせることによって丈夫なものになるように、固めるといった意味も。

そして”愛”を聞いて真っ先に想像するのは”好き、大切にする”といった意味でしょう。

漢字の成り立ちは諸説あるそうですが、本来の意味は「気になって前に進めない」ことだと言います。

どちらにせよ深い愛情を表す言葉であることは間違いありません。

”結”も”愛”も人の絆に意味を成す漢字であることから、一人一人とのつながりを大切にし愛をもって人と接せられる、心のあたたかい女の子のイメージにあう名前でしょう。

止め字に”あ”をもってくることで、開放感がある音が友人の多い人生を得られる印象を強めます。

また愛は”めでる”とも読めることから、今回のような読み方もされるの”でしょう。

”め”という止め字はガールチックな印象を与える音。

”愛を結ぶ”という漢字と”ゆめ”という読み方が組み合わせは、愛と希望により満ち溢れた名前といえます。

15:杏(あん)

”杏”は果実のあんずのこと。

木の枝に身をつけた形からこの字ができました。

杏子の実は酸味と甘みが程よく、アプリコットジャムはお菓子作りにも重宝されるアイテムですね。

また杏は美しい花も咲かせるそう。

「身も心も豊かな女の子に」といった願いを込めてみてはいかがでしょうか。

ちなみに日本でも有名な女優さんがいますが、彼女は大の歴史好きで自他ともに認める歴女。

パリコレに出たこともあるような美貌を持ちながら、知徳も兼ね備えているまさにあんずのような人ですね。

ひょっとしたらあなたのお子さんもそうなるかも?

杏の実は6月頃に実をつけるので夏の季語です。

ただ杏の花は春に咲かさせるため春の季語でもあり、春~夏生まれと幅広い子に名づけられるでしょう。

16:紬(つむぎ)

実は筆者も、字の造りや響きからいいな♪と名前候補に思っていた名前です。

”紬”はくず繭を紡いだ糸で織った、丈夫な絹織り物のこと。

シルクには上品な光沢があり、昔からドレスや着物といったフォーマルな衣装に用いられることが多く人々に愛されてきました。

さらさらとしていて肌ざわりが良いシルクは、最近では美と健康にも優れているといわれているそう。

そんな絹織物のように、健康的な美しさをもった女性は魅力的ですよね。

また”つむぎ”という音は優しくタフな印象を持たせます。

止め字のガ行が手伝い、ゴージャスでスウィートさも引き出してくれるでしょう。

”紬”はどこか和を感じさせる字なので、日本の作法や心を大切にする芸事にも向いていそうですね。

17位:澪(みお)

「みお」は川や海の船が通れる道筋や水が流れる道筋(水脈)を表す古語。

そのことから”澪”もその意味で用いられたりします。

またいつも水にぬれているところから転用されたのか、「澪標(みおつくし)」の形で水路を知らせる目印の杭を指すことも。

水に関係する言葉だけに名前にみずみずしさを感じますね。

また航路の標の意味を含めると、リーダーシップを発揮しみんなをまとめていく力も秘めていそうです。

さらに”澪”には船が通った跡の、水の泡を指すこともあるようです。

「フェリーが澪を引いて走る」といった使い方が例。

強さだけでなくそういった繊細ではかなげな一面もまた、女性らしい魅力的でしょう。

そんなイメージを名前に託すのも粋ですね。

18位:さくら

女の子の名前は、このようにひらがなのみの名前もとても人気が高く、今回のランキングでも沢山挙がっていました。

ひらがなの名前は漢字よりも柔らかさがでますね。

今回のさくらもおそらく”桜”からきていると考えられますが、ひらがなにするとダイナミックな桜のイメージより、可愛さや綺麗さを感じるでしょう。

ひらがなの名前では、それぞれの字の音の響きから名前の印象をまとめてみます。

まず”さ”は爽やかで、スター性を持つ音。

先頭字に”さ”を持つと人の上に立つ素質がある女性になるでしょう。

中字の”く”は、発音するときに息が前に向かうのに、力は後ろに向かうという不思議な現象をつくります。

このように、”く”が名前に入った女の子はどこか魅力的な矛盾を秘めた子。

ちょっと小悪魔的なところがまた注目を集めます。

”ら”はりりしい華やかさを持った音です。

止め字に使うと女性っぽすぎない開放的な印象を持たせるでしょう。

これらを組み合わせると、「ちょっと小悪魔的魅力のある華やかな人。それでいてみんなから憧れられるリーダー的存在」といったところでしょうか。

ひらがなの印象とは裏腹に、世の中を上手に回していける頭の良さと強さがあり、そして女性で産まれて来たことを楽しみながら生きていけそうなたくましい名前です。

19位:あかり

18位の”さくら”に続いて、またもやひらがなの名前が19位にランクイン。

”あかり”はひらがなはもちろん、様々な漢字を用いてつけられる人気の名前です。

漢字であれば朱莉や明里など。

”星”や”陽”と書いて”あかり”とあてることもあるそうです。

そんな中”灯”も女の子の名前として人気な漢字。

ともしびや明かりの意味を表します。

やわらかく橙色をしたともしびの光のように、明るく人々をそっと癒してくれる女性になるのではないでしょうか。

さて”あかり”の音はというと、先頭字の”あ”は口の開きからもわかるように、素の自分を飾らずさらけだす開放的なの音。

”あ”から始まる名前は自然体でのびやかな印象を与えます。

”か”は”あ”と同じくちの開き方をするため、同様に開放感があります。

それでいて力強く、硬く、スピーディで快活。利発的な印象も漂わせます。

止め字の”り”の印象はりりしさ。

特に”り”を語尾に用いると理知と努力の印象を強くするそう。

総合すると「幼少のころは明るくのびやかで利発な少女。将来は理知と努力でクールなキャリアウーマンに」といった印象になるでしょうか。

成長するごとに女性として磨きがかかっていき、自分も周りも明るく照らすような素敵な女性になってほしいですね。

20位:杏奈(あんな)

筆者(30代)と同じくらいかその上の世代では、クリスマスの名曲を思い出すかもしれません。

木の枝に実を付けた形からできた”杏”はそのまま”あんず”を表します。

またあんずはバラ科サクラ属であり、桜のような美しい花をつけるそう。

実の美味しさもさることながら目でも楽しませてくれる植物です。

”奈”も、もともとは”柰”と書き、からなしやかりんといった神事に使われる果樹を表します。

”杏奈”はどちらも果実が組み合わさった名前なのですね。

また”奈”は中国の古典で「奈何」とかくことから、いかん、なんぞの意味も。

先頭字でも止め字としても昔から人気の高く、特に女性の名前でよく使われますね。

一説にはほぼ左右対称の形の端正さと、「奈良県」に使われているくらいで身近ではあまり馴染みがない無色なイメージが人気の理由ともされています。

『果実のように実りある人生に』としてつけられることも多いのではないでしょうか。

止め字の”な”は心地よい親密感を生みます。

”あん”も素朴な優しさを感じさせる音ですので、全体的にあたたかさと深い癒しを与える名前でしょう。

21位:琴葉(ことは)

”ことのは”がもとになっている名前と考えられます。

『言葉の持つ魅力や力を理解し、言葉を大切にする女性に』という願いがありそうですね。

加えて漢字に”琴”が用いられていることから、言葉の音を楽しむという意味もあるかもしれません。

”琴”は弦楽器のことを表す漢字。

神秘的な楽器で最高品質の材料で作られていました。

なお「王王」は弦を張ってある形がもとになっています。

止め字の”葉”は植物の草の葉や木の葉を表します。

その他”蝶”にも含まれているように、”ひらたいもの”を指したり、「写真一葉」といったようにごく薄いものを数えることばとして用いられることも。

葉の緑色をイメージすればフレッシュさを、風で舞い散る姿からは儚さも感じさせますね。

そんな意味の二文字が組み合わさった”琴葉”は、”和”を豊かに包み込んだ名前でしょう。

琴のように立ち回りが上品であり、葉のように可憐な女性になりそうです。

22位:咲希(さき)

名前を直訳すると”希望が咲く”という思いでしょうか。

どんな願いも叶っていきそうな名前ですね。

”咲”は現在は「花が開く、咲く」という意味がポピュラーですが、もともとは「笑う」の意味を持つ漢字です。

部首が「口」なのもそのため。

一字でも組み合わせても可愛らしく、最近は特に女性の名づけで人気があります。

筆者の好きなアーティストの歌で、「完璧な人生を欲しがる前に、今日笑ったかどうかを確かめてみて」といった詞があります。

自分の思い描くパーフェクトな人生を生きるために努力するのはもちろん素晴らしいこと。

しかしちょっとの失敗も許さず完璧を求めすぎては、いつか自分も周りも疲れてしまいそうです。

それより些細なことでもいいから1日1回笑えば、最後に人生を振り返ってみたとき、きっと『豊かな人生だった』と満たされるはず。

そんなふうに、大切な子供にも笑顔が溢れる幸せな人生を送ってほしいですね。

そして”希”はもとは「非常に少ない=まれ」を表した言葉です。

そこからやがて「願う・望む」のように「何かが実現してほしいと思う」ことの意味になりました。

『子供の未来に希望の光が差し込むよう』と付けられるパパ・ママが多いでしょう。

”咲希”という名前の女の子には、明るい笑顔と希望で溢れた未来が待っていそうです。

23位:ひかり

またもやひらがなの名前シリーズの名前です。

漢字ならば「光、耀、晄」など、やはりキラキラと明るい”ヒカリ”を連想させますね。

”ひ”は発音するときに肺から送り出された熱い息が歯でこすられて冷たくなって出てきます。

このことから冷静と情熱を併せ持つ音とされています。

”ひ”が先頭字にくる名前の子はカリスマ性のある子の印象に。

中字の”か”は軽やかで開放的、そしてスピード感がある音。

快活であり、且つ目標に向かって戦略的にアプローチできる賢さを兼ねています。

そして”り”は作為的で合理的な印象を持たせるㇻ行音の音であり、理知にあふれた人の印象に。

物事を合理的にみてスピーディに進めていける力で場を仕切っていける、頼もしくカリスマ性のある女性になるのではないでしょうか。

彼女には常に彼女の為だけのスポットライトがありそうです。

その一方で、日の光のように自身の光でみんなをあたたかく照らしていく人になるかもしれませんね。

24位:ひまり

”ひまわり”、”ひだまり”が語源になっていると考えられる名前です。

ただ漢字では“向日葵”や”日茉莉”といったものの一方で、“毬”や”鞠”を用いる人もいることから、”ひまり”には幅広い意味や思いを込められそうです。

”ひ”はパワフルかつクールな印象を持たせる音です。

場を仕切る支配者的才覚があり、独特な魅力を放つ存在。

一方”ま”はその音からわかるように甘く柔らかい印象。

天真爛漫で笑顔が似合う女の子にぴったりな音です。

止め字の”り”はりりしさの象徴。

特に止め字に用いるとその印象を強めます。

”ま”や”り”の音には、面倒見がよく『家族や者機に役立ちたい』という共通点があります。

冷静と情熱を持つ”ひ”の力が”ま”や”り”と合わさって情熱に傾き、きっと優しくて頼りがいがある上、カリスマ性もあるりりしい先導者になりそうです。

25位:花(はな)

一字でも、止め字としても人気のある漢字の1つです。

一昔前は”花”のつく名前といえば”花子”が主流でしたが、最近はめっきり見かけなくなりましたね。

”花”はご存知の通り、植物が咲かせる「はな」のことを表します。

転じて花のように美しいこと、華やかなことを言うことも。

目や香りで楽しませてくれる”花”のように、いるだけで周りをパッと明るく華やかな気持ちにさせてくれる女性になるのではないでしょうか。

”はな”はどちらもア行の音。

読み方の響きも温かく周りの人を和ませる力があります。

26位:心春(こはる)

前回のランキングでは100位以下だったこの名前、2018年になって人気が急上昇しました!

ランキングを眺めると他にも”心結”や”心陽”が50位以内に入っていることから、2018年は”心”を使った名前が人気だったようです。

”心”は心臓の形からできた字。

考えや思いという意味で用いられることもあれば、中心、真ん中といった意味で用いられることもあります。

心臓も気持ちも、自分の真ん中にある大事なもの。

『自分だけでなく他人の命や気持ちを大切にできる、優しい女性に』といった願いが込められる字でしょう。

”春”は四季の春を表す字です。

春といえば4~6月をイメージしますが、旧暦では1~3月が”春”。

そのため「新春」「賀春」のように新年を指すこともあります。

また「若い年頃」の意味もあり、「青春」は活気や生命力が溢れるフレーズですね。

ちなみに「回春」は日本語では「若返る」ことですが、中国語では「生き返る」ことのようです。

これらの意味より、”春”からはワクワクや胸弾むような感情が沸き立つことでしょう。

活力に溢れた人になりそうです。

”心春”は「春のようにあたたかい心」、「活発で明るく、輪の中心になる子」。

そんなイメージがぴったりな名前です。

27位:芽生(めい)

”メイ”という名前は7位でも登場しましたね。

植物の芽が地面から出てくるところから意味ができた”芽”は、生えたばかりの植物の”芽”そのものを指したり、芽ぐむなどの意味をもちます。

その生命力のある姿や意味から「将来的に発展する可能性」という意味で比喩的に用いられることも。

”芽”は計り知れない秘められた可能性や力を感じますね。

実は”生”も草が生えてきた形からできた字。

よって「植物が芽を出す、出させる」といった意味があります。

派生して「生む、生まれる」という「命を与える」意味はもちろん、「生きる」では「命を保つ」意味になりますし、「生き生きする」といったように命を保って積極的に活動していることを指すことも。

「才能を生かす」といった使い方では「役に立つ」という意味にもなります。

他にも読み方次第で多くの意味を持つ”生”ですが、どのの意味も基本的に「命」が源になっている字です。

『植物の”芽”のようにすくすくと健康に育ってほしい』、『自分の力で未来を切り開いていける子に』、『可能性をたくさん秘めた子に』といった願いが伝わる名前でしょう。

”メイ”という響きとは裏腹に、力強さがある名前です。

27位:琴音(ことね)

”琴”は弦楽器の一種の”こと”を表す漢字です。

また一つ一つの音がすぐ消え去っていく点が共通として、「木琴」「鉄琴」といった打楽器も”琴”と呼むとも。

ちなみにピアノも「洋琴」と当て字で書くようです。

琴は昔から神聖な楽器とされていて、材料も最高のものが使われていました。

このことから雅でエレガントな印象を受けるでしょう。

”音”は耳で感じる”おと”を表します。

その中には「音読」のように人間の声も含まれていて、そこから転じて「たより」、「しらせ」といった意味で用いられることもあります。

「音信」「福音」がその例ですね。

また”ね”は定番の止め字で、やすらぎと温かさを感じさせる音。

和の雰囲気を醸しつつ、芸術、特に音楽や文学方面に才能を発揮する女性になるのではないでしょうか。

29位:愛莉(あいり、えり)

”愛莉”で”えり”という読み方もすることを初めて知りました。

最近の名前は読み方のバリエーションも豊富ですね。

”愛”は、本来「去ろうとして後ろに残る心」を言い、慈しむの意味のようです。

今は「好き」や「大切にする」の意味の方がポピュラーでしょう。

可愛い、誰からも好かれるといった印象や願いからか、昔から女の子に大人気の漢字です。

今回”愛”を”え”と読むように名読みもたくさんあるので、名前に当てはめやすいのではないでしょうか。

”莉”は香草のマツリカ(茉莉花)の名で、ジャスミンの一種。

中でも白い花は特に香りが高く、茶やお香などにも用いられ癒しを施してくれます。

ジャスミンの全般の花言葉は「優美、愛らしさ、愛想のよい、官能的」。

どれも女性にあったら嬉しい表現ですね。

また直接は関係ないかも知れませんが、文字の一部である”利”には「賢い」「利口」のように頭の良さを表すことがあります。

ひょっとしたら”莉”にも似たような意味が秘められているかもしれません。

そう考えると、”愛莉”は上品で愛らしい中に賢さも秘めた魅力的な女性になりそうです。

ちなみに個人的なイメージですが、筆者の中で”あいりちゃん”は、まつ毛が長く、目がぱっちりしていてツインテールが似合う、お人形みたいな可愛らしい女の子。

(筆者の知る”あいり”さんも昔から可愛く華があり、大人になった今もとても美人で利発な女性ですよ♪)

30位:朱莉(あかり)

一見つい”しゅり”と呼んでしまいそうになる”あかり”。

”あかり”の名前はひらがなでも19位にランクインしていることもあり、人気の読み方に漢字を充てたと考えられます。

”朱”は黄色がかった赤、朱色を表す漢字です。

木の中央に横棒を引いた形が漢字のもとになっていて、本来は切ったばかりの木の切り口の鮮やかな色を指すとされています。

また鉱物から採った赤で色あせないため、生の色、不死の色と考えられたとも。

そのため太く長い人生を願って名前に用いられることもあるようです。

”莉”はジャスミンの一種、マツリカの名前。

その優美な香りは人々の心を和ませてくれますね。

最近では茉莉花の香りを付けて球状にした茶葉があり、お湯を注ぐと球がほどけて器の中で花を咲かせ、香りや味とともに目でも楽しませてくれます。

ちなみに茉莉花はフィリピンやインドネシアの国花でもあるそう。

目の覚めるような朱色と癒し系の茉莉花では対照的な印象ですが、人々を魅了するという点は共通でしょう。

”あかり”という明るく活発な印象の読み方と気品を感じさせる”朱莉”漢字の組み合わせは、アンバランスさも魅力に映えさせる不思議な力を秘めた名前です。

31位:菜月(なつき)

”菜”は愛らしい印象の字で、止め字としても大人気。

これまでも”菜”を止め字とした名前がいくつもランクインしていましたね。

”菜”は野菜、菜っ葉の他に、植物のアブラナを表します。

そこから変化して「広く主食と一緒に食べるもの」を言い、”お菜”を”おかず”と読むことも。

そして”月”はそのまま天体の”つき”の形からできた字です。

時期や天候によってさまざまに形を変える月は表情が豊かで、神秘的なムードを漂わせます。

反面で止め字の”き”はしっかりと自己主張ができる人という印象を持たせる音。

”な”のもつ柔らかさに加えることで、名前に締まりも出ます。

自分の意見や考えも上手に表に出しながら、自然体でのびのびと生きていける人になりそうですね。

32位:結(ゆい)

女の子にも男の子の名前でもよく用いられる”結”は、一文字名でも大人気。

結ぶ、つなぎ合わせる、集まる、約束するといった、意味を表す漢字です。

また「しっかりしたものを作り上げる」という意味から「固体になる」、転じて「植物が実を結ぶ(結実)」→「成果を出す」という意味も生まれました。

”結”は「完結」「結末」のように締めくくることを表す場合もありますが、一方で何かを作り上げるということは次のステップの始まり。

よって「結婚」「結成」といった言葉からも連想するように、先に新しい物語が広がりそうな可能性を秘めた字とも捉えられます。

その名の通り、縁を大切にする女性になるのではないでしょうか。

そして固い絆をたくさん作り、どんどん視野を広げていけそうな名前です。

読み方では、”い”はきっぱり言いたいことを言える潔さがある音。

そこにゆらぎと許容のイメージを併せ持つ”ゆ”と合わさることで、”ゆい”はのびのびと能力を発揮する印象に。

今は電子機器の発展で、ネットワークを介して地球の裏側の人ともメールや電話で簡単にコミュニケーションが取れたり、家の中でショッピングができる便利な時代になりました。

ただその反面、人と直接会ってコミュニーケーションを機会が希薄になり、面と向かって話をするのが苦手な人が増えています。

互いの顔を見て交流をするからこそ、伝えらえる気持ちや、読み取れる気持ち・表情があるもの。

そういった”生身の人同士”のつながりを大切にできる女性になっていって欲しいですね。

32位:美咲(みさ、みさき)

”美しく咲く”。

そのまま読んでもなんとも愛らしく綺麗な名前です。

”美”は大きな羊から、美しい、うまい、よい、ほめるなどの意味になりました。

”美”だけで大きな羊そのものを指すこともあるようです。

一方”咲く”は「花が開く」のように使われることが一般的ですが、”笑う”がもとの意味。

”花が咲く”ことを”花がわらう”というのもそのことからです。

”美咲”は”美しく咲く”という可憐な印象の他に”美しく笑う”ともとれますね。

”み”の音の印象はみずみずしくフレッシュ。

その音がさらに、雫を載せた花のように名前全体が麗しくキラキラ輝いているように感じさせることでしょう。

34位:ひなた

2018年の女の子の名前では、34位に3つも名前がランクインしました。

一つ目は”ひなた”です。

ひなたは他のひらがなの名前と同様、漢字でもとても人気の高い名前です。

その人気っぷりは女の子に限らず、男の子のランキングでも上位に食い込むほど。

男女問わず似合う名前ですし、うなづけます。

”ひ”は将来カリスマクイーンになる可能性を秘めた音。

肺からの熱い息をい息が歯でこすり、冷たくなって出す発声音からそういった印象を持たせます。

”な”は柔らかくのびやかな発音で、あたたかい親密感をつくります。

名前を呼ぶたびに心地よさを感じさせるこの音は、しなやかで誰からも愛される存在になることでしょう。

そして”た”はパワーがあり、アグレッシブさに溢れた音。

タフで頼りになる頑張り屋さんのイメージがあり、この止め字のおかげで名前にしっかりした安定感が出ますね。

”ひなた”そのものはおそらく「日向ぼっこ」などからきていて、その優しく明るい陽射しと、陽の光がもたらす温和な空気を子供へ当てはめて名前を託す方も少なくないはず。

きっとこの名前を贈られた子は、そんな日向の持つ印象と、カリスマ的な魅力を放ちみんなから愛され頼りにされる女性へと成長していくことでしょう。

34位:蘭(らん)

34位の2つ目は”蘭”。

一字名では今も昔も安定して人気のある名前の一つです。

画数が多いためか字形も堂々としていて一字でもしっかりサマになりますし、書いてみてもほぼ左右対称で案外バランスがとりやすい字。

”蘭”はもとは秋の七草である「ふじばかま」を指していましたが、現代では香草の”ラン”のことをいいます。

有名な花でいうと胡蝶蘭でしょうか。

お店の開店祝などでよく選ばれる胡蝶蘭ですが、胡蝶蘭には豪華な見た目だけでなく「幸福が飛んでくる」という花言葉があります。

こうした理由から、胡蝶蘭はお祝事に贈る花として打ってつけなんですよ♪

そしてランの全般的な花言葉は「美しい淑女」、「優雅」。

胡蝶蘭以外のランの花にはどれも素敵な花言葉がついています。

ランは花言葉も裏切りません。

また”蘭”は日本ではオランダを指す漢字。

日本人は江戸時代にオランダを通じて沢山の西洋の知識を学びました。

そんなオランダの当て字でもあることから、”蘭”は美しさだけではなく博識な印象をもたらすのではないでしょうか。

この漢字が意味するような、ぜひ知的で美しい女性になって欲しいですね。

34位:莉央(りお)

34位の最後は、ただいま絶賛大人気の漢字を使ったこの名前です。

筆者の友人も娘の名前で候補に挙げていました。

”莉”はマツリカ(茉莉花)のこと。

ハーブティーやアロマオイルなどでも人気なジャスミンの一種で、優雅な香りを放ちます。

”り”の響きは凛々しさを感じさせる音。

理知的でありジャスミンのような癒しを与える女性がイメージできます。

”央”は両手両足を広げた人間を表す「大」の真ん中に、首かせを加えたものが漢字の成り立ちのよう。

真ん中を意味し、その他にも広い、鮮やかなどの意味もあります。

いつも注目を集める華やいだ人となるでしょう。

また”央”は”お”を止め字とした名前にお馴染みの漢字ですね。

”お”は包容力がある音で、母性の優しさが感じられます。

知的な上に華やかで愛らしく、優しい女性なら、どこででも活躍し注目の的間違いなし!

人を惹きつける魅力に溢れた女性になりそうです。

37位:柚希(ゆずき)

果樹のユズを指す”柚”。

果実は酸っぱく、独特で強めの香りは、料理の味を引き立てにもピッタリです。

また柚には血行を良くし風邪を引きにくくする効果があるといわれています。

確かにユズ茶を飲んだりユズ湯に浸かると身体がポカポカしますね?

このように、爽やかな香りとは裏腹に、柚にはほわっと包み込んでくれる温かさもあります。

さらに柚の木は大木で実は耐寒性にも優れており、他のミカン類より手がかからないそう。

自立心が強くさっぱりとした気性で、引き立て役もメインも張れるような存在感のある女性になるでしょう。

複雑なようで意外と画数が少ない”希”。

もとは「稀=まれ」を表し、「非常に少ない」という意味がベースで、やがて「願う・望む」といった意味になりました。

「希望」がまさにその意味の例ですね。

希望に満ちた未来を願って付けられる漢字です。

”き”は息の発射力がもっとも強い音。

止め字に使うと自分をしっかりもっている印象を強めるとされていますので、己を信じ着実に希望を叶えていける人になるでしょう。

このように”柚”も”希”もたくましい意味を秘めた漢字です。

ただ一方で”柚希”は組み合わせると強さが中和され、どこか優しく和を感じさせる名前ですね。

三道(華道・茶道・書道)を嗜む女性のイメージとしても合いそうです。

38位:愛菜(まな)

女の子の字としてはポピュラーで人気の高い”愛”と”菜”を両方用いた、女の子らしいかわいい名前。

”愛”はご存知のように”好き”や”大切にする”という感情を表す意味を持った漢字です。

”可愛い”もそうですが、基本的に人を良い気分にさせてくれる意味が多いでしょう。

また今回の読みのように訓読みの”まな”は「愛娘」や「愛弟子」のように、深い愛情の対象であることを示します。

しかし”愛”一文字で”まな”という名前はあまりいないようですね。

その時に”な”の止め字として用いられるのが”菜”。

”菜”は菜っ葉や野菜など、手で摘み取って食べる植物を表します。

”菜”自体の字面も愛らしいと評判ですので、”愛菜”は沢山の人から愛を受けるような女性になるのではないでしょうか。

余談ですが『女子スポーツ選手は”愛”が付く名前の人が多い』と以前ニュースで話題にしていたことがあります。

響きも”まな”でほんわか、ふんわりの印象がありますが、ひょっとしたら活発でスポーツ界で本領発揮する子になるかも?

将来の活躍が楽しみですね♪

39位:葉月(はづき)

地のものと宙のものを合わせた名前。

対照的に見えますが、実は共通点が多い2文字なんです。

まず、どちらも天体の恵みに関係するもの。

当たり前ですが月も葉も人口物ではなく、宇宙や地球の自然の力でつくられています。

二点目は”時”に関係している点。

”葉”は言わずもがな「草の葉・木の葉」を指す言葉です。

しかし実は「時代」を意味することがあるのをご存知ですか?

「二十世紀末葉」・「平安時代末葉」などがその例です。

一方”月”は天体の月の形がモチーフになっている字です。

それだけでなく、その月の満ち欠けを基準に暦が作られたことから、暦の”つき”も表します。

このように、”葉”と”月”にはどちらにも”時の流れ”を感じさせる意味が含まれています。

ちなみに月の満ち欠けの状態は妊娠・出産と深く関わっていて、妊娠率・出産率に影響を与えるそう。

妊活をしていた方なら一度は聞いたことある方もいるでしょうが、”ルナバースデー”もその一つですね。

こうして考えると月と女性の結びつきは特に強いのではないでしょうか。

三点目として、言葉に関わっている点が挙げられます。

”葉”は漢字の一部である”枼”が平たいものを表す漢字なこともあり、薄いものを数えることばにも使われます。

そこから”言葉”の当て字として用いられているのでしょう。

(もとは”端”の意味だと考えられているようです。)

それでは”月”はというと、ある有名な逸話から。

英語教師をしていた夏目漱石が、”I love you”を日本人のキャラクターに合わせて”月が綺麗ですね”と訳したと言われています。

なんとも奥ゆかしい表現ですね。

言葉は気持ちを表現するうえでとても身近で大切なツールです。

時に言葉は人を傷つけることもありますが、人を元気づけたり、温かい気持ちにさせてくれるもの。

沢山の言の葉や、その言葉からうまれた”月がきれいですね”という表現も、人から人へ贈るあたたかいプレゼントではないでしょうか。

このように考えると、”葉月”は実にロマンチックで不思議な宇宙からの引力を感させる名前です。

”葉月”という名前の女性もきっと、自然体でいてどこか神秘的、言葉の使い方や気持ちの表現が豊富な魅力的な女性になることでしょう。

40位:莉緒(りお)

ジャスミンの一種であるマツリカ(茉莉花)を指す”莉”。

白や黄色の花を咲かせ、芳醇な香りとともに人々の気持ちを癒しの空間へ誘ってくれます。

花言葉は「愛想がよい、優美、愛らしい」。

どれも女性としては持ち合わせたい言葉ですね。

日本人にも人気のジャスミンティーの中には、花を球状にしてお湯を注いだ時に花を咲かせる、目でも楽しい茶葉がああります。

”莉”のつく名前は、ふわっと広がる華のように人も巻き込んで幸せに包んでくれそうです。

ちなみにジャスミンティーには主に白い花が使われているようですよ。

続いて”緒”は本来は糸の端を表す漢字。

このことから長く続くものの最初の部分を指して用いられます。

物事の始まり、糸口などがそうですね。

また”情緒”のように心の状態の意味を表すことも。

しっとりした優しい人をイメージする漢字です。

これらの意味から、”莉緒”は『しおらしくて奥ゆかしさのある女性に』という願いが合いそうな名前でしょう。

加えて”お”という止め字は名前を万葉仮名風に仕上げます。

41位:美結(みゆ、みゆう)

同じ読み方の名前が連続ランクインし、わずかに件数が多かったのが”美結”です。

”美結”はどちらの漢字も女の子の名前でよく見かけますし、これまでの名前にも登場している字ですね。

字を反転して”結美”という子もいるでしょう。

”美”の成り立ちははっきりしていませんが、「神様に捧げる大きな羊」を表すとする説が強いそう。

または”羊”と”大”を合わせて、羊の全体像を指すという説もあるようです。

ご存知のように”美”には「見た目にきれい」、「きれいにする」といった意味があります。

それから、「美食」のように「おいしい」ことを言う場合もあれば、「感覚的に心地よい」ことを表すことも。

名前で”美”を”よし”と読ませるのもこの”良い”の古語からのようですね。

この”良い”が転じて、「人々から褒められるような」、「ほめる」という意味でも用いられます。

”美しい”は日常的に使われる言葉ですので感覚的に”美しい=良いもの”としてすでに認識していて、『名前に入れると良さそう』といったイメージがすでに出来上がっている漢字でしょう。

今回のように改めて漢字の用いられる場面や意味を考えるとさらに良さが伝わり、名前の漢字として人気が高いのも頷けますね。

”結”は「結ぶ」、「固いものにする」、「集める」といった意味。

中でも「結ぶ」には、物を結ぶという物理的な意味だけでなく、目に見えない人との縁や思いを繋ぎ合わせ、まとめあげるという意味も含まれています。

他にも「成果を出す」、「締めくくる」といった用いられ方も。

”結”を止め字として使うと、より「締めくくる」、「固く結ばれる」といった「完結」の印象が強まる印象があります。

”美結”は本人の美しさだけではなく、美しいものに触れる機会に恵まれ、感受性を高める縁にも結ばそうな名前ですね。

”結”の止め字は”ゆ”、”ゆう”、”い”が人気で、この名前では前2つが合います。

”ゆ”とすると優美ではんなりとした女性らしい印象に、”う”で締めれば、その繊細な音の印象からより周りから大切にされる存在になるでしょう。

42位:心結(みゆ)

『”みゆ”という読み方にしたいけれど漢字の画数で迷っている』ようでしたら、こちらの”心結”はいかがですか?

”心”も女の子の名前の漢字としては大変人気がありますね。

”心”は心臓の絵からできた漢字。

「こころ」を表すのは言うまでもありませんが、他にも”心”には「考えや思い」、「真ん中」といった意味もあります。

さらに「核心」のように「最も大切な部分」といった用いられ方も。

「自分の思いを素直に伝えられる子」「思いやりを持って人に接せられる子」「みんなの輪の中心にいる子」「人として大切なことを忘れず持っている子」など、漢字そのものが名づけ親のいろんな願い、思いに寄り添える字です。

”結”は「繋ぎ合わせる、固める、集める、成果を出す」といった意味の字。

物と物・人と人などをつなぎ合わせ、新しい形にしたり視野を広げたりできることからも、新たな物語を始めてくれる字とも捉えることができるでしょう。

そもそも結は”糸”と”吉”が組み合わさった字。

その漢字の組み合わせからも吉運を引きつけそうな字ですよね。

日本人は特に建前と本音を複雑に使い分けるきらいがあります。

”心結”は人との結びつきを大切にし、本音で付き合える仲間に恵まれそうな名前です。

そしてきっと、沢山の人から愛される女性になることでしょう。

43位:詩(うた)

漢字の訓読みを用いた、文学的な雰囲気漂う一字名。

”詩”は物語や心にあることを、言葉の響き、リズムを重視しながら歌い上げたものです。

「漢詩」を指すこともあるようですよ。

”うた”と読む漢字には”歌”や”唄”もありますが、”詩”はその中で、「熱い思いを秘めつつも、表現は磨き上げる」という意味を表現するときに用いられる漢字といえます。

例えば「風邪の詩」や「哀しみの詩」など。

どこか落ち着いていて理知的な雰囲気を持つ字でしょう。

情緒豊かな女性になりそうですね。

読み方からもその印象は出るようで、先頭字”う”は内向きに集中する強い力が魅力の音。

ナイーブなアーティスト気質を印象づけます。

ただ”うた”と続く音ではほのぼのと明るい自然体を感じさせるとも。

漢字も読み方からも、どこか古風で、日本人の持つ繊細さをのぞかせる魅力的な名前でしょう。

44位:夏帆(かほ、かつほ)

太陽の日差しのように、まぶしい笑顔が似合いそうな名前ですね。

”夏”はそのまま四季の”なつ”を表す漢字ですが、もとは”踊り”を意味します。

部首が足を動かすことを表す記号なのもそのため。

冠を付けて踊る人の形が漢字の元になっていて、その躍動感からの連想で”なつ”を指すようになりました。

夏は生命活動が最も活発な時期。

このことから元気な女の子に成長する姿が想像がつきますね。

”帆”は風を受けて舟を走らせる布のこと。

「出帆」、「帆影」などと用いると、風を受けて走る船そのものを指します。

その意味から、”帆”は海好きの人に人気の漢字。

風をはらみ自由に生きるイメージが膨らむでしょう。

それらの漢字を組み合わせた”夏帆”は、元気で明るく活発で、自由に自分の未来を突き進んでいく女の子にピッタリ!

また”帆”が加わることで、猛暑のギラギラした”夏”というより、潮風が気持ち良い爽やかな”夏”の印象になり、名前からも爽やかさを感じるのではないでしょうか。

それにしても、”夏帆”に”かつほ”という読ませ方があることを初めて知りました。

”かほ”も魅力的ですし、中字に強い集中力を感じさせる”つ”の音が加わることで、より内側に満ちるパワーを感じる名前になるでしょう。

45位:すみれ

街や野山などでひっそりと小さな花を咲かせるスミレ。

その可憐な姿に魅了される人も少なくないでしょう。

そんなスミレの咲姿から、西洋では誠実、奥ゆかしさの象徴とされる花とされています。

花言葉はその通り「誠実、謙虚、小さな幸せ」。

紫色がポピュラーなスミレですが、他にも白・黄色・ピンクと色とりどり。

黄色なら慎ましい幸福、ピンクなら愛・希望のように、どの色もスミレの慎ましさが伝わってくるものばかりです。

『ささやかな幸せを大切にできる女性に』、『誠実で謙虚な女性になってほしい』といった願いを込めて付ける人も多いでしょう。

きっとスミレの花のように、人々に癒しを与えられる存在になるかもしれません。

読み方の音でいうと、”す”はいじらしく可憐な雰囲気を出す音。

”す”で始まる名前の女の子は魅惑のスイートガールとされています。

”み”は瑞々しく甘くて、フレッシュ。

果実のようなフレッシュさとスイートさを併せ持つ音です。

”れ”は華やかで洗練された印象です。

可憐ですましたオシャレが光る女の子に。

”すみれ”は音の響きからも、花の”スミレ”と変わらず可憐でかわいらしく、周りが愛さずにはいられない女性を印象付けるようですね。

可憐で慎ましく、奥ゆかしい女性…憧れちゃいます♪

45位:和花(のどか、わか)

日本の古典詩、和歌を連想させる名前ですね。

それを”和の花”に漢字を変えて読ませるとは粋ですし、”のどか”と読ませるのもまた風流です。

”和”は本来は「人の声が呼応し合う」という意味であり、そのため部首が「口」だと考えられています。

今は「穏やかでちょうどいい状態」を表すのが基本の意味となり、「やわらぐ」、「和む」といった用いられ方が。

「戦争をやめて平和にすることを表す」こともそうですね。

また”和”は日本を指す言葉としても用いられていて、中国が日本を“倭”と呼んだことが始まりでした。

一字でも人気の”花”は、25位に一字名で登場した漢字です。

植物が咲かせる”はな”を表します。

また古くは「はなやぐ」とも訓読みしたことから「花のように美しいこと」、「華やかなこと」をいうことも。

植物の花を総称して言えるので、どんな花のイメージも当てはめられるところが魅力でしょう。

和の花といえば…桜、梅、椿などでしょうか?

どれも奥ゆかしくて素敵な花ばかりです。

そういえば「立てば芍薬(しゃくやく) 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」ということわざがありますね。

女性で産まれてきたなら一度は言われてみたい!

”和花”にはそういった明媚なイメージとともに、和風で温和な女性を感じさせる魅力があるでしょう。

47位:一花(いちか)

45位の”和花”と同様、日本的なイメージを抱く古風な名前ですね。

そして「一つの花」、「一輪の花」は花次第で一輪でも堂々としているようにも見えますし、どこか儚さそおを漂わせる雰囲気もあります。

そのどちらも持っている女性ってとても魅力的ですよね。

しかし”一”には「数の1」から発展して様々な意味で用いられることも多く、その意味から考えると”一花”も「ただ一つの花」という意味だけではなくなるかもしれません。

先程述べたように”一”は横棒一本で「数字の1」の意味がベースですが、「一瞬」のように「少しだけ」という意味にもなりますし、「一角」という使い方では「ある一つを取り出して示す」はたらきもします。

さらに「一家」、「一面」では複数のものをひっくるめて「そこにあるすべて」を指す場合も。

「一徹」「一途」と用いれば「ひたすら」という意味にもなります。

こうした意味の広がりから、”一花”は野や花瓶咲く一輪だけの花という印象以外にも、辺り一面に広がる花畑や、ずっと続く花道を連想できるのではないでしょうか。

”一花”という名前の子が歩く道にはたくさんの花が咲き誇り、華やかで明るい未来が広がっていそうです。

そして”一”には「はじめ」の意味もあり、長男・長女の名前によく使われる漢字。

我が子を花に例えて、『我が家にはじめて咲いた花』といった思いを込めるのもロマンチックですね。

48位:心陽(こはる)

とても人気がある漢字の組み合わせですが、読み方の珍しい名前。

”こはる”といえば”小春”などと書く人が多い中、この漢字もイメージが膨らんで可愛いですね。

”心”は心臓の形がもとになった字で、「こころ」はもちろん「中心」「真ん中」の意味もあります。

人の気持ちのわかる、優しい女性になるでしょう。

”陽”は男の子の名前でも人気のある漢字。

「盛り上がった土の日が当たっている部分」という意味がベースですが、日、太陽、日なたといった意味の方がポピュラーですね。

そこから転じて暖かい、明るい、南などを表します。

また”陰”の対語でもあるので、マイナスに対する”プラス”、へこんだり色がなかったりする部分に対する、突き出したり色がついたりした部分をさすことも。

このように”陽”には常に明るく前向きな意味がたくさん含まれています。

そして”心陽”には『明るく、暖かい心を持った女の子に』、『毎日イキイキと晴れやかな気持ちで過ごせ、万年陽の当たる人生に』といった想いが込められるのではないでしょうか。

”はる”という響きも相まって、ポカポカあたたかい気持ちにさせてくれる名前です。

49位:華(はな、はる)

一文字でもしっかり様になり、複雑そうに見えるが画数は見た目より少なく、慣れると意外と書きやすい漢字。

また左右対称の字は昔から縁起が良いとされているので、”華”もその一つと考えられるでしょう。

”華”の字は美しく咲き乱れる花の形からできました。

本来は”花”そのものを意味しますが、このことにより同じく”はな”と訓読みする”花”と比べるとはなやかなイメージが強くなります。

そのため「すぐれたもの」、「目立つもの」を指して用いられることも。

この名前を付けられた女性は、容姿端麗で周りから注目される美女になりそうです。

また”はな”と読むだけでなく、最近では”はる”という読み方があるようですね。

筆者は今大活躍されている女優さんの名前で初めて知りました。

”はな”ではほのぼのとしながらセクシーな印象を、”はる”と読むと朗らかで温かいイメージの名前になるでしょう。

今は昔と違って女性も自分の力を発揮し、活躍していける時代。

単なる美女ではなく、こうした柔らかい印象の読み方と、字体のように中心に一本筋の通った、芯のある性格を併せ持ち、自身で輝ける女性になってほしいですね。

50位:紗奈(さな)

何となく新しいような、馴染みがあるような印象を持たせる名前です。

薄絹(薄くて目の粗い織物)のことを表す”紗”。

そのためエキゾチックなイメージがあり、”紗”を用いるとオシャレなイメージを感じさせる名前がつくれます。

響きも”さ”でさわやかさを演出できるのではないでしょうか。

”奈”は止め字でお馴染みの漢字。

神事に使われる”からなし”や”かりん”といった果樹の意味を表す一方、『どのように、なぜ』といった疑問を表すこともあります。

日本語では習慣的に二字をまとめて「いかん」と読むことも。

ちなみにかの有名なナポレンオンは、日本で”奈扇(なおう)”という当て字があるそうですよ。

神事に捧げる果樹のように気高く、ナポレオンのように勇敢で、ファッションセンスも秀でる女性になりそうです。

それでいて止め字の”な”の音が親密感を感じさせ、明るく面倒見のよさから多くの人に囲まれる人材になるでしょう。

愛情いっぱい!先輩ママ・パパのネーミングエピソード

男女各50位分の名前の意味や由来、想いなどが分かったところで、実際に先輩ママ・パパたちがどうやって名前を付けたのかを見てみましょう。

同じ名前でも、名づけ親によってその名前を思いついたきっかけやシチュエーションは様々ですし、込めた想いや意味も千差万別。

貴方が今思い描いている名前も、ひょっとしたら登場するかもしれません。

漢字の組み合わせの参考になることもありますし、名前選びのきっかけを探している人にとっても良いヒントになるのではないでしょうか。

ぜひ実際にあった名前のエピソードを見て、イメージを膨らませてみてくださいね。

男の子の名前エピソード

今回の調査では、実にたくさんの方がアンケートにお答えいただきました。

そしてそれらを拝読していったところ、大きくいくつかのテーマに括ることができそうだとわかりました。

よって、男の子では以下8つのテーマに名前のエピソードをまとめてご紹介します。

  • 漢字の意味を意識した名前のエピソード
  • 音の響きを意識した名前のエピソード
  • 季節を意識した名前のエピソード
  • 妊娠中~出産時の状況から考えた名前のエピソード
  • 親子・祖先との絆を意識した名前のエピソード
  • 兄弟などの共通点を意識した名前のエピソード
  • パパ・ママの好きなものや趣味を取り入れた名前のエピソード
  • グローバルを意識した名前のエピソード

 

◇漢字の意味を意識した名前のエピソード

◇音の響きを意識した名前のエピソード

◇季節を意識した名前のエピソード

◇妊娠中~出産時の状況から考えた名前のエピソード

◇親子・祖先との絆を絆を意識した名前のエピソード

◇兄弟などの共通点を意識した名前のエピソード

◇パパ・ママの好きなものや趣味を取り入れた名前のエピソード

◇グローバルを意識した名前のエピソード

男の子は全体的に”元気”、”たくましく”などのイメージや願いを込めた名前が多いようですね。

また”優しい”、”大きい”といった心の穏やかさを表すような名前も。

グローバルを意識した名前のエピソードの中に”日本人らしい”というキーワードがあったように、男の子の名前にはどこか、それぞれが思い描く”日本男児”像を反映させているようにも感じられます。

”次世代の日本を背負って立っていく者”としての誇りを名前に託しているのかもしれません。

女の子の名前エピソード

男の子に続いて、女の子の名前のエピソードも覗いてみましょう!

名前のランキングでもあったように、アンケートでも”花”にちなんだ名前が多くみられました。

一方でランキング50位以内にはほとんどなかった、止め字に”子”を用いた名前もちらほら登場。

古風さを感じさせることがかえって魅力的に映り、実はまだまだ人気のようです。

また、女の子ではパパの好みや希望を名前に取り入れる傾向が強いよう。

男の子へとはまた違った愛娘への溺愛ぷりを感じます♪

ということで、女の子では以下8テーマについての名前エピソードをご紹介します!

  • 漢字の意味を意識した名前のエピソード
  • 音の響きを意識した名前のエピソード
  • 季節を意識した名前のエピソード
  • 親子・祖先との絆を意識した名前のエピソード
  • 兄弟などの共通点を意識した名前のエピソード
  • 愛娘への、パパの想いを詰め込んだ名前のエピソード
  • パパ・ママの好きなものや趣味を取り入れた名前のエピソード
  • グローバルを意識した名前のエピソード

 

◇漢字の意味を意識した名前のエピソード

◇音の響きを意識した名前のエピソード

◇季節を意識した名前のエピソード

◇親子・祖先との絆を意識した名前のエピソード

◇兄弟などの共通点を意識した名前のエピソード

◇愛娘への、パパの想いを詰め込んだ名前のエピソード

◇パパ・ママの好きなものや趣味を取り入れた名前のエピソード

◇グローバルを意識した名前のエピソード

女の子の名前はやはり”可愛い”、”華やか”が全体的なキーワード。

漢字の意味にしても音の響きにしても、何より”可愛さ”を意識しているようです。

活発で少々おてんばでも”可愛さ”のうち。

そういった、大人になっても愛嬌のある女の子をイメージして名づけるパパ・ママは多いようです。

まとめ

いかがでしたか?

今回は2018年の名前のランキングをもとに、名前に込められた意味や由来、願いについて解説しました。

ところで、いつの世も『子供には自分たちの時代よりもより良いように』と親は願うもの。

ないものねだりのようなもので、自分たちが生きている時代には持ち得ない(かった)ものを、次の世代に託す気持ちが名前に反映されることも少なくないでしょう。

そんな中「未来や人々を明るく照らしてほしい」という親心が色濃く出るこの漢字が人気なのは、日本の将来に不安を抱えるパパ・ママの気持ちの表れなのでしょうか…?

それならば、子供たちの未来が名前の通り明るいものになるよう、私たちがぜひ守り築いていきたいものです。

そして人の名前を付けるって、結構責任重大。

名前って服みたいじゃないですか?

いつも身に着けているもので、時代背景に影響を受けたり、流行り廃れがあったり。

何より他人に様々な印象や先入観を持たせます。

ただし異なるのは、名前は服と違って自由に脱ぎ着ができないこと。

ファッションはその時の気分や場に応じて自分の意思で変えられますが、多くの人の場合改名することはないですね。

つまり子供は、私達が最初に捧げた名前を一生身に着け、それによって他人が抱く先入観とともに生きていくのです。

自分たちが名付けた名前が、子供の第一印象に限らず人生に影響するといっても過言ではありません。

時には名付け親である私たちの品格、人品を疑われることも。

最近は自分の好きなアニメや漫画などのキャラクターの名前を付けたり、読み手が困るような当て字、凝りすぎた名前も多くみられます。

自分たちの血を受け継いだ命、好きに名付け親の想いや願いを込められるとはいえ、子供を所有物として考えてはならないし、子供の人生は子ども自身のもの。

名前で子供の人生を台無しにしまわないようにしてあげたいですよね。

名前は“一生もの”のプレゼント。

ぜひ今回の記事もご参考にしながら、これから産まれてくる大切な我が子に素敵なプレゼントを選んであげてくださいね。

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